川崎フロンターレのフォーメーション2018は、2017と同じく4-2-3-1を継続する形になっています。
ちなみに2016年も4-2-3-1がメインのフォーメーションでしたが、2015年のフォーメーションは3-4-3がメインで、4-4-2、3-4-1-2などを併用していた形でした。
この記事の目次はこちら
2018年のフォーメーション
鬼木さんの川崎フロンターレのフォーメーションは、4-2-3-1がメインですね。去年のリーグ戦は4-2-3-1が30試合、3-4-1-2が2試合、3-4-3、4-4-2が1試合で行われています。
そして、2018年に入ってからは4試合すべて4-2-3-1。
メインのポジションの変動はなかったですね。まぁ2017年それで優勝したので変える理由はないっていうのは当たり前ですが。
川崎フロンターレのフォーメーションは、4バック、2ボランチっていうのが安定して守備力を発揮できるのかもなぁ。
そしてパスが多いのもCBや、ボランチからボールを前線へつなげるサッカーをしているから、どこからでも攻撃できるんだよなー。
圧倒的なパススタイルは3年間変化なし
下記データはすべてフットボールラボから引用
- 2016年1試合平均680.2本(1位、リーグ平均481.4本)
- 2017年1試合平均649.2本(1位、リーグ平均469.0本)
- 2018年1試合平均666.5本(1位、リーグ平均481.1本)
とすべて1位。特にショートパスの数はダントツです。
これに加えて…平均ゴール数も、枠内シュート、30mライン進入回数、ペナルティエリア進入回数は3年間トップ3をキープ。
このデータを見るだけでどういうサッカーをしているかなんとなく想像できますね。
ちなみに2018年は枠内シュートの平均値6本、平均値が4.1なので2本近く枠内シュートが多く、2017年は5.4本で、平均値は同じく4.1なので1.3本は多く打てていることになります。
30mライン進入回数も2018年は51.3で2位、平均値より9回多く、2017年でも52.8で2位、平均値より10.9回多く、ペナルティエリア進入回数も2018年は17.5で2位、平均値より3.7回多く、2017年は17回で3位、平均値より3.4回多かったことになります。
データで見るフロンターレが苦手なプレーは?
苦手というか、スタイルが違うサッカーは…クロスが苦手というか、数字が悪いですね。
クロスは2018年は11.5(16位)、リーグ平均は15.9で4.4回マイナス。
2017年は12.7(18位)、リーグ平均は15.4で2.7回マイナス。
ということで、クロスは本当に少ないチームですよね。
ショートパスをつなげて中へボールを運び、ペナルティエリアに進入していくっていうサッカーをしているのでクロスはどうしても少なくなりますよね。
そして、スローインが少ないチームなんですよねー。中に入っていくからなのか…。2018年は19.3で15位、2017年は20.7で13位。これは面白いですよね。直接フリーキックも少ないんですよね。2018年、11(16位)、2017年11.1(16位)。
去年より圧倒的に増えたプレー
まだ4試合ですからわかりませんが…圧倒的にオフサイド増えてるんですよね(名古屋グランパス戦で多かっただけかもですがw)。
今年オフサイド回数4.3回で1位。J1平均が2.6回。去年は2.5回で6位。1試合で4回以上オフサイドを受けているというのが、去年と今年で変わっているのは…
間違いなく相手のDFの頭を超える裏を狙うプレーがう増えているからですね。今年は間違いなくサイドバックの裏、センターバックの裏を狙う動きが増えています。
知念慶が待っているっていうのも大きいのかもしれませんが、パスターゲットとしての小林悠の1トップの2017年と、高めのボールでもポストプレーできる知念との違いは出ている気がします。
相手のチームのオフサイドトラップがうまくいっているっていうのもあるのかもしれませんが…狙うようになっているのは間違いないですね。
この差がどこまで出てくるのか…3月31日の試合が楽しみですね。