鹿島アントラーズはほとんどリーグ負けないし、点も取られないけど、それでも優勝は川崎フロンターレでした。
去年の鹿島がもっと攻撃力があったら…川崎フロンターレの優勝はなかったね。
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2017年のラスト3試合+2018年第3節までの比較
川崎フロンターレ
2017年
第32節…ガンバ大阪 1-0
第33節…浦和レッズ 1-0
第34節…大宮アルディージャ 5-0
2018年
第1節…ジュビロ磐田 3-0
第2節…湘南ベルマーレ 1-1
第3節…ガンバ大阪 2-0
トータル6試合13得点1失点
鹿島アントラーズ
2017年
第32節…浦和レッズ 1-0
第33節…柏レイソル 0-0
第34節…ジュビロ磐田 0-0
2018年
第1節…清水エスパルス 0-0
第2節…ガンバ大阪 1-0
第3節…サンフレッチェ広島 0-1
トータル6試合2得点1失点
圧倒的な差です!(え?ACL?なんだっけ…それ…)
川崎フロンターレは去年のリーグ戦から無得点の試合が4試合しかありません。37試合で4試合のみ。
それに対して鹿島アントラーズは9試合/37試合。
そこの差は大きいなーと改めて思います。
『サッカーは点を取らなければ勝てないスポーツ』っていう言葉と『サッカーは点を取られなければ負けないスポーツ』というのはどちらも真実ですが、矛vs盾なら、盾持ってぶん殴れる川崎フロンターレのサッカーは面白いですよね(笑)
攻撃で勝つのが挑戦者
あくまで俺の持論ですが、王者は守備が強く、そしてメンタルが崩れないチームが君臨すべきで、そこをチャレンジャーはいかにして攻撃的でポジティブなメンタルで崩すか…というのが、どのスポーツでも絶対にあると思っています。
川崎フロンターレは去年リーグ優勝こそしましたが、獲得してきたタイトルの差、決勝での勝負弱さなどから、守備のメンタルに圧倒的な差があると思っていて…それは歴史も証明している気がします。
まだまだチャレンジャー。
守備の綻びがあるなしで、タイトルの差を生んでいると思っているし、その綻びから取られた失点から、浮き足立って攻撃もチグハグになる…という光景を今まで何度もみてきました。
川崎フロンターレと鹿島アントラーズの「通常時の守備力」の差がそこまであるとは思えませんが、「決勝などのブレないメンタリティが必要となる試合での守備力」には決定的な差があるのかなと。
ではどこで勝つか?というと、攻撃力しかないと思っています。
爆発的な攻撃力が川崎の売り
川崎フロンターレってリーグ戦平均得点が1.5未満だったの2000年の26得点(30試合)だけだって知ってます?
1999、2001〜2004のJ2時代は44試合(1999年は36試合)で69、69、71、88、104と点を取り…
2005年からのJ1では34試合で54、84、66、65、64、61、52、51、65、56、62、68、71と点を取っています。
え、点取りすぎじゃね?ってフロサポ長い俺ですら思います(笑)
1.0点じゃなくて最低1.5点ですからね…。
最高はJ2では2.36点、J1では2.47点。
ここに1試合1.5点で抑えられる守備力があれば負けるわけないと思ってます。数値上ですけどね。
改めて…川崎フロンターレのサッカーは攻撃です!
そして、決勝でも2点取られても3点取るサッカーをするのがカップ戦で優勝する1番の答えだと思ってます。
もちろんこれはリーグ戦での結果の集計だからカップ戦ではまた別なんですけどね(笑)
ただ、決勝で3点取れてればカップ戦でほぼタイトルとれてるはずなのは本当ですからね。
そんなのどのチームでもそうだ!って反論あるだろうし、実際その通りなんですが…他のチームで1試合平均2点近く取っているチームはあんまりいないわけで。
去年34試合で71点取れる実績がある川崎フロンターレだからこそ、決勝で3点取れば負けないって言うのが嘘じゃないのかなと。
点の取り合い上等!
たくさん点を取る、そういうサッカーを目指して前ばっかり補強してるんだから、本当にそういうサッカーをしてほしい。
2点未満の試合は攻撃陣はダメだった試合だと思うべきで、本当にそういうチームになれば超魅力的なサッカーだと思います!
そして、1点を守りきるメンタルはなくても、ガツガツ追加点を奪いに行くメンタルを鍛えることで、川崎のタイトルは増えると信じてます。
こういう点が沢山取れるサッカーは見ていて楽しいし、ファンも増えるから川崎のサッカーでタイトルを総なめにすることはJリーグのファンの裾野を広げるのにも繋がると思うんだけどなー(とフロサポだから思います)