佐々木渓人(ささきけいと)くんというプレイヤーを知っていますか?岩手県5年連続代表の遠野高校のMF。
遠野高校といえば川崎フロンターレのGKコーチ、菊池新吉の母校としても有名で、東北を代表する伝統校の一つです。
そのチームのMF佐々木渓人くんは、2011年の震災後に実施され、今でもつながっている陸前高田のサッカー教室の出身なんです。
川崎フロンターレと岩手県の縁はグルージャ盛岡のキヅールが最初ではないからね…
⇒川崎フロンターレ辛勝!ACL確定!あんたが大賞、キヅールと東口順昭になるところでした…。
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佐々木渓人くんは陸前高田出身の遠野高校中心選手
2016年には岩手県勢として、9大会ぶりに勝利。遠野高校は岩手県勢の連敗記録を8で止めたチームでしたが、その2点目のアシストを決めたのは当時2年生の佐々木渓人くんでした。
華麗なるスルーパスでしたね。そんな佐々木君は陸前高田出身で2011年にはサッカー教室にも参加していました。
川崎フロンターレの公式ツイッターは、去年遠野が出場した際にも、
全国高校サッカー選手権大会3回戦に進出した遠野高校。今日の試合で2点目をアシストしたのは陸前高田出身の佐々木渓人くん。2011年にはフロンターレ選手会主催のサッカー教室にも参加してました!頑張れ遠野高校!【プロモ】#frontale pic.twitter.com/SXC3rDqKIE
— 川崎フロンターレ (@frontale_staff) 2017年1月2日
とツイートしていて、今年も
全国高校サッカー選手権大会に出場している岩手県遠野高校。本日の試合、陸前高田出身の佐々木渓人君もメンバー入りしています。2011年にはフロンターレ選手会主催のサッカー教室にも参加してました。ガンバレ渓人君!!ガンバレ遠野高校!!【ホームタウン】#frontale pic.twitter.com/rF43LDG0NW
— 川崎フロンターレ (@frontale_staff) 2018年1月2日
とツイートしていました。こういう関係性を維持できているっていのは本当にいいことですよね。おしくも1-2で敗戦してしまいましたが、3年間の遠野高校でのサッカー部の活動お疲れさまでした。
佐々木渓人くんがこのあとどういう進路を取るのかはわかりませんが、ずっと川崎フロンターレとのつながりが無くなることはないので、ぜひ等々力スタジアムにも試合観戦に来てくれたらうれしいですね。
⇒陸前高田の小学生たちはサッカー楽しんでくれるかなー。
この時の子供のひとりなんですよね。
陸前高田のサッカー教室ももう6回実施
2011年の震災後につながった岩手県の陸前高田のサッカー教室も2017年4月の開催で、6年連続開催。2016年は高田スマイルフェスを開催していたので、1年間空いてしまいましたが、陸前高田で何かしらのイベントを継続し続けてもう7年。そして、これからもずっと続けていってほしい。
途切れることなく、ずっと続いていってほしいイベントの一つですよね。ブルーサンタの時も書きましたが、川崎フロンターレのプロモーションは、継続する力がすごいんですよね。(⇒ブルーサンタを当たり前にした川﨑フロンターレの継続する力。)
地域密着、そして一度でもつながった地域との関連性は忘れずに続けていくというのがフロンターレの魅力。
最近ではほとんどニュースでも報じられていないので、震災のことを忘れがちになっていますが、これを川崎フロンターレが続けていってくれることで未曽有の大震災が、間違いなく陸前高田で起こって、たくさんの犠牲があったということをいつまでも認識できるのはとても有意義だと思うんですよね。まさに「支援はブームじゃない」をずっと続けていってくれるフロンターレが大好きです。
2015年9月に締結した友好協定「高田フロンターレスマイルシップ」では、どちらか一方からの支援ではなく、お互いがお互いの支えになれるようにという思いが込められています。
「支援から交流へ」というこの活動の根幹。そして、この交流はもうフロンターレの歴史の中で大事な大事な財産の一つになっています。こういう活動を続けているチームを応援できている幸せを本当にありがとう、と改めて思いますよね。
⇒支援は終わってない。ブームじゃないよ。陸前高田市でサッカー教室を開催。
遠野高校のウサギ狩りは100年続く伝統行事
遠野高校といえば、ナニコレ珍百景でも取り上げられていたウサギ狩りですよね。選手権の紹介VTRでもウサギの着ぐるみを着ていましたね…。
県立遠野高等学校で100年続くという伝統行事の「ウサギ狩り」。
田畑を荒らすウサギを駆除する目的で始まったというウサギ狩りは、行事を行う数日前に全校生徒を集めての作戦会議を行います。
ふざけているように見えて、本当に真剣に取り組むんですよね。ウサギ狩り当日は、ウサギが逃げるとの理由で私語厳禁で、黙々と山を登って、ウサギを探します。
そしてウサギが見つからない場合は、ウサギの着ぐるみを着た生徒が登場し、逃げ回ります。それを生徒が捕獲!という茶番…伝統行事w
これはめちゃめちゃ川崎フロンターレの茶番…プロモーションと似ていると思いませんか?
ウサギを捕獲できなければ、生徒がガッカリしてしまう…という学校側の配慮で、毎年、本物のウサギを捕獲するための綿密な作戦会議も行いつつ、万一に備えて着ぐるみを着た生徒も用意して、こちらを捕獲する練習もしているそうです。
これ、絶対着ぐるみ捕獲するほうがメインだよね(笑)
というわけで、遠野高校についてのブログでした。お疲れさまでした!!
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