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湘南造園チーム48ダービーが復活!鬼木達監督が名指しで感謝した芝管理のスペシャリスト。

湘南造園っていう会社を知っていますか?

元旦に更新された鬼木達監督のF-スポット

「外からはあまり見えないかもしれませんが、僕の近くのグループでは麻生グラウンドのコーチングスタッフ、強化部やトレーナー、ホペイロ、芝の管理をしてくれている湘南造園さんといったスタッフがチームをフォローしてくれていました。」

と名指しで感謝されていたのがその名の通り、神奈川県平塚市にある民間の造園事業者である『湘南造園株式会社』さんです。

湘南造園さんについてまとめましたので、読んでいただければ嬉しいです。

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湘南造園がBMWスタジアム、馬入、麻生の芝管理を担当

湘南造園さんが管理しているのは川崎フロンターレだけではなく…湘南ベルマーレも担当しています。湘南ベルマーレについては…あの台風災害にあってしまった馬入の練習場だけではなく、BMWスタジアムも彼らが担当しているんですよね。

麻生の練習場は毎日練習で使うから管理が大変だし、馬入とBMWでいうと芝の管理のレベルも違うみたいで本当にミリ単位でサッカーの質も代わるからね。Jリーグを文字通り足元から支える縁の下の力持ちですよね。

スタジアムピッチの管理って、基本的にはサッカーチームの職員だったり、そのスタジアムを管理している自治体が行うことが多いですが、湘南ベルマーレは地域の造園業者である湘南造園がやっているんですよね。おもしろいです。

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優勝がかかった試合で馬入が使えず、BMWで練習…

湘南造園さんの今年のNo.1トラブルといえば、湘南ベルマーレの今季J2優勝がかかった第39節・ファジアーノ岡山戦直前に、台風21号によって練習場である馬入ふれあい公園サッカー場が水没したことですよね。

ボランティアも入り、グラウンド内の泥除去はできたものの、芝生の修復は間に合わずに、湘南ベルマーレの選手は、優勝がかかった大事な試合の直前にもかかわらず、BMWスタジアム平塚で練習することに・

ピッチの状態は湘南造園の佐藤さんが

「サブグラウンドキーパー時代を含めて5年間スタジアムを見ていますが、ピッチの状態はこれまでで最悪でした

と振り返るレベルで最悪に仕上がっていたそうです。

その試合で優勝は決まったものの、本当に悔しかったみたいで…

「あそこまでピッチに水が溜まることはなかったので、すごく悔しいです。水たまりができたのは、台風や大雨で芝生下の砂にまで水分が含まれていたことが原因でした。私たちができることは何もありませんでしたね」

 

そこから最終節ホームゲームへの対応がプロの意地でしたよね。

なんと、大幅な芝の入れ替えと、冬芝の発芽を人工的にはやめて、BMWスタジアムの芝を最高レベルまで修正したそうです。

「選手が最も密集するゴールエリア付近など、状態が特に悪い1,000ヵ所ほどに、スタジアム近くで保管している補植用の芝生を持ってきて植えました。この時期としては異例の多さといえます」

と佐藤さんは語っていましたね。

さらに、試合の数日前に冬芝の種を蒔き、発芽までの時期を10日間ほどかかると予想。それでは間に合わないだろうと判断すると保温性の高い養生シートで、発芽の時期を人工的に早めて、最終戦に完璧な芝の状態にしたそうです。

J1では川崎フロンターレ、J2では湘南ベルマーレが優勝

湘南造園さんが管理している川崎フロンターレと、湘南ベルマーレがアベック優勝したのは、ひとえにその芝の管理のレベルの高さがあげられますよね。いつも本当にありがとうございます。本当に誇らしいでしょうね。二つのチームが優勝したのは。

ちなみにプロ野球でも使われることのある、平塚球場も彼らが芝管理をしています。

湘南ベルマーレのBMWスタジアムの管理責任者である佐藤光さんは、麻生グラウンドをそれまで管理していたんですが、その時一番仲良かったのは中村憲剛らしいです。

中村憲剛らしいスタッフの方とも交流を深めるエピソードがあったので紹介しておきます。

「同じ年齢ということもあり、中村憲剛選手と仲良くしていました。ある日、芝生の長さが気になったので、練習後に芝生を1ミリ短く刈ったことがありました。すると翌日、憲剛が練習をしていると僕に“あれ? 芝生短くした?”って言ってきたのです。驚く僕に憲剛は“麻生は俺の方が長いからね(笑)”って。フロンターレの中心選手の彼が、選手のなかでもっとも芝生を気にしていたことが分かるエピソードです」

ほどなくしてShonan BMW スタジアム平塚でヘッドグラウンドキーパーとして働くことが決まった佐藤氏。正直、ヘッドになることを不安に思っていたそうなのだが、「光ならできるよ」と中村選手が背中を押してくれたそう。佐藤氏は「彼の言葉があったから決心がついた」と誇らしげに語ってくれた。

芝の長さに気づくのも凄いし、佐藤さんの人生の背中を押すのさすが、中村憲剛。

やっぱりサッカーだいすき小僧は違いますよね。

中村憲剛の背番号14は、川崎フロンターレ史上初の永久欠番を希望します。

J1では48(芝)ダービー復活!

さて、湘南造園さんが管理しているダービーということで、48(芝)ダービーという言葉で言われる川崎フロンターレvs湘南ベルマーレが2018年復活しますね。

神奈川ダービー、SKYシリーズなどなどいろいろ呼び名はありますが、全く定着していないこの48ダービーっていうのが結構好きなんですよね。チーム48とも呼ばれている湘南造園さん。彼らのおかげで、フロンターレとベルマーレは優勝できたといっても過言ではありませんし、彼らがプロの仕事をしてくれて、それにこたえるサッカー選手たちが本当にかっこいいです。

2018年は、BMWで一人も芝関連の怪我が無いことが湘南造園さんのタイトルですからね。ベストピッチ賞を取るチームになってほしいね。

今年、BMWスタジアムに行ったときは、ハーフタイムなどで芝管理をしている湘南造園の方々に注目ですよ。彼らはわかりやすく48番(芝)のユニフォーム着ていますから、それも注目してみてみてください。

というわけで正月早々、サッカーブログなのに、ちょっとマイナーな芝管理業者のブログを更新することになりましたw

今年もこういう感じでニッチなブログ書いていきますので、よろしくお願いしますね(笑)

2018年の川崎フロンターレが楽しみです。2017年はこのブログを読んでいただきありがとうございました。