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榎本達也がブラインドサッカー代表に!?視覚障害のない晴眼者でも代表になれるの?

榎本達也がブラインドサッカー代表になったというニュースがありましたね。

 

2020年の東京パラリンピックで、

悲願の金メダル目指す日本ブラインドサッカー

(視覚障害者による5人制)協会は、

元Jリーガーで、現FC東京の普及部コーチの、

GK榎本達也(38)を、

アジア選手権(12月9~18日、マレーシア・クアラルンプール)日本代表に初選出しました。

 

ブラインドサッカーで

元Jリーガーが選出されるのは初めてで、

榎本達也はすでに11月上旬に千葉市で行われた強化合宿に参加していました。

 

ブラインドサッカーなのに、

視覚障害のない榎本達也がGKでいいの?

もしかして、引退してから障害を抱えているの?

 

って思ったんで…いろいろ調べてみました。

川崎フロンターレは昇格チームでJ1連続所属年数が2018年に2位タイに!1位はオリジナル10なので実質1位。

そもそもブラインドサッカーって?

ブラインドサッカーは、全盲から光覚(光の強弱を認識する感覚)までの選手が対象で行われる5人制のサッカーで、

ピッチサイズはフットサルを基本にルールが考案され40メートル×20メートルで4人のFP(フィールドプレーヤー)と晴眼者または弱視者が務めるGKの5人(交代人数は前後半各6人まで)がプレーします。

晴眼者っていうのは視覚障碍者の逆で、障害を抱えていない人を指す言葉らしいです。

 

試合時間は前後半とも20分で敵陣のゴール裏にガイド(または『コーラー』と呼ばれる)が立ち、ゴールの位置、距離、角度、シュートのタイミングなどを伝える。

その他はGKと監督だけが声を出すことができるそうで、観客は静かにボールの行方を追って、ゴールした時に大声で叫ぶことでゴールが入ったことを伝えるそうでうす。

 

観客が声を出すと選手が混乱するので、テニスや、ゴルフとかとは比較にならないぐらい声を出したらダメみたい。

 

ボールはフットサルと同じ大きさで、転がると音が出る特別仕様だそうで、

FP(フィールドプレーヤー)はボールを持った相手に向かっていく時は「ボイ」(スペイン語で『行く』の意味)と声を出さなくてはならない。

選手の存在を知らせ、危険な衝突を避けるルール。発しない場合はノースピーキングという反則となります。

一度見たことあるけど、本当に死角に障害を持っているのか?っていうぐらいしっかりとサッカーの形式をとっているよねー。

GKは視覚障害なくてもOK?

障害のレベルによって、出られる人が変わってくるみたいですが、GKは弱視の方も、晴眼者の方も出場可能。

国内では、全盲と言っても義眼の人もいれば、光を感じられる人まで幅があるので、その差をなくして公平にするため、目の上にアイパッチをはり、アイマスクを着用することが義務付けられていますが、

国際大会は開幕前に専門医による視力検査があり、全盲と判断された人しか出場できないという厳しいルール。

国内ルールでは競技の普及のために、同じ様にアイマスクを着用することで目の見える人も弱視の人も全盲の選手と共にプレーできるようにしているそうです。

 

GKは目が見える人でも問題なく出場可能です。

なぜ、榎本達也だったのか?

榎本達也が選ばれた理由は、2015年9月に就任した高田敏志監督が、FC東京とのパイプがあったから。

 

さらにルール改正により、ゴールがボール1個分大きくなったから。

榎本達也は引退したとはいえ、現在普及コーチをやっていて、現在も動けていますし、予備動作が少なく至近距離や予測がつきにくいシュートに対して無駄なく対応できるという、榎本達也は、適任だったんですよね。

「一度、花を咲かせて枯れて引退しているが、新しい花を咲かせるための球根をいただいた。自分の花をどう咲かすかは自分次第。自分で決めた以上はネガティブに考えない。チャレンジしても損はないですし、失敗だと言う人がいたとしても、人間の成長には必ず生きると信じています」

日本代表には世界的なGK、佐藤大介がいます。

佐藤大介(33)という世界でもトップ5に入る正GKが存在します。

2007年の10月からブラインドサッカーを始めて常に日本代表の守護神として君臨し続けた佐藤大介選手。

この競技のGKとしてはかなりの実力。

 

代表を率いる高田監督も

「榎本が加入して佐藤がよりレベルアップしてきました。いい相乗効果になっています。何度も彼(榎本)と話し合って彼を呼んだ。人間的にも素晴らしいし、他の選手からも頼れる存在になっている。(抜てきは)狙い通り」

と言っていました。

 

アジアで1番が東京パラ五輪で金メダルへの近道

高田監督は2020年の本番までのルートを見据えています。

アジア選手権で上位3チームに与えられる世界選手権(来年6月、スペイン・マドリード)の切符を勝ち取って、世界の強豪を倒すこと。

それが東京パラリンピックで悲願の金メダルにつながると確信しています。

高田監督は

「アジアではイランはリオの銀、中国が4位でした。アジアを勝ち抜かないとその先はありません。アジアで1位になって世界選手権に行くことが絶対条件だと思っています」

イランとは過去、4敗4分けと一度も勝っていませんし、中国とは1勝8敗3分けと分が悪いですが、そこを超えると金メダルが見えてきます。

 

ブラインドサッカー、これから注目していきたいと思います!

過去の昇格プレーオフから予想するJ1昇格チームはここだ!オリジナル10が3チームなのもいいよね。