川崎フロンターレユース史上最高傑作、三好康児。
その三好康児と同時に、
川崎フロンターレのトップチームに昇格した板倉滉。
どうしても三好康児にスポットライトが当たりますが、
板倉滉の方が将来性は高いと思っています。
何といっても身長が高く、守備力が高いっていうのは、
ノビシロしかないと思っています。
天皇杯での活躍をふまえて、
板倉滉のプレースタイルを振り返りたいなと。
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板倉滉、天皇杯清水戦で2アシスト
GK新井章太が天皇杯の後、こんなことを言っていました。
「コウ(板倉滉)がクロスをあげるシーンは見たことがなかった(笑)。
あげたのがタッピー(田坂祐介)だと思っていて、
『ナイス、タッピー!』って思っていたら、
『板倉が2アシスト』って書いてあってビックリした」
ちょwww新井wwwwって感じですが、
誰もが思っていたことを端的に言っている気もする…。
板倉は積極的にボールを上げていくタイプではなく、
前に前にボールを運ぶタイプではありますが、
クロスを積極的に上げていく車屋紳太郎や、
なぜか自分でゴールを奪う、そこにエウソンとは、
違うタイプのプレイヤーだと思っていました。
その点をいい意味でも裏切ってくれたのがこないだの天皇杯。
「2点ともモリくんが決めてくれないとアシストが付かないので、
そこはほんとにモリくんに感謝しないといけないと思っています」
って謙遜して自分の活躍より、他人への感謝を口にできる時点で、
板倉の成長を感じますよね。
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大型ボランチは世界的トレンドですよね
板倉滉や、三好康児について
その期待値の高さから「まだまだ」とみる人が多いのは知っているんですが、
よく考えたら1997年1月27日生まれの…20歳ですからね。
悔しさを秘めつつも十分やっている方だと思います。
身長186cm、体重75kg。
ボランチでも戦えるし、
今のようにサイドバックとしても戦える。
あともう少し、フィジカルをつけるか、
もしくはスピードを上げるかしてほしいけど…
身長の低い選手が多いポジションにあって、
186cmは魅力ですよね。
「大型ボランチ」や、
「大型センターハーフ」は、
世界的に希少価値が高いといえます。
イメージではバルセロナのブスケツ(189cm)や、
チェルシーのマティッチ(194cm)など、
現在世界のサッカー界では、
ボランチ、センターハーフに大型かつ技術のある選手を置くのが、
定番になっています。
大島僚太のように万能型の低身長の選手を置くのより、
ボランチもCBと合わせて、
攻守両方の空中戦に勝つために高い選手を置いたりするんですよね。
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板倉滉のプレースタイル。世界的ボランチになるために。
将来の日本代表において世界と戦うために必要な
「大型ボランチ」の有力候補であることは間違いない、
板倉滉。
U-20の異端ビュー動画の時より、
もっともっと成長していますよね。
板倉滉の現在のメインポジションはボランチと、サイドバックになっていますが、
(代表ではセンターバックも)
守備面でのユーティリティさに加えて、
天皇杯で見せた攻撃参加がプラスされれば、
日本を代表する選手になれるはず。
身長の大きい選手は足元の技術をおろそかにしがちですが、
板倉は足元巧いですよねー。
川崎フロンターレでよかったところだと思います。
風間八宏、鬼木達といった、
Jリーグでも最も足元の技術を必要とする監督たちに鍛えられたのは、
板倉の将来にとって絶対にプラス。
さらに、ビルドアップの能力も上げてくれれば、
彼が世界的なプレイヤーになる将来すら見えてくるのかなと。
そして、板倉の良さは、
スピードはまだまだな部分がありますが、
90分走っても疲労を見せない運動量の豊富さ。
走り回ってボールの出所をつぶすプレーができるので、
チームの守備力の強化に貢献しています。
あと、個人的にはスライディングうまいなーって思ってみています。
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日本代表のボランチに板倉滉を
日本代表でボランチを務めてきた選手は、
遠藤保仁(178cm)や長谷部誠(180cm)、今野泰幸(178cm)、山口蛍(173cm)。
長谷部がそこそこ高いほうですが、
186cmの板倉滉は高さで間違いなく貢献できるし、
走るサッカーもできる。
ハリルホジッチ監督に見出してもらいたい才能の一つなんですけどね。
井手口が活躍しているんだから、
板倉滉呼んでもいいでしょう?
板倉滉のように、
身長がデカくて、さらに足元もいい、
そんな選手が、日本代表に加われば、
間違いなく日本のサッカーが変わると思うんですけどねぇ。
もちろん期待値を込めて「まだまだ」ですけど。