阿部ちゃんがゴールを決めた試合本当に負けないなー。
家長昭博も、阿部浩之も覚醒しましたね。
鬼木達監督が、風間八宏監督から引き継いだ、
ボールを走らせるサッカーにぴったりとはまったんでしょうね。
ハリルホジッチが求めている、選手が走り切るサッカーには、
絶対にマッチしないであろう選手たち。
だけど、このサッカーでフロンターレがJリーグを制覇したらめちゃくちゃ面白いよね。
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阿部浩之のストロングポイントは、視野の広さ
阿部浩之は得点力の高さや、パスのうまさ、
前線での守備が注目されてる気がしますが、
圧倒的な視野の広さが武器だと思っています。
ルヴァンカップセカンドレグの1点目を決めたシーン。
前半28分にカウンターから、
中村憲剛のスルーパスに
DFラインの裏に抜け出してから中央を確認する余裕。
そして、あの一瞬の攻防の中で、
「悠くんも動き出していたけど、あまり外せていなかった。
パスを出すよりシュートを打ったほうが確実だと思った」
という判断能力の高さ。
とにかくポジショニングがいいし、
それを支える視野の広さがある選手ですよね。
→攻撃ユニットを変えられる強さ。KANI(小林・阿部・中村+家長)の自由度。
冷静にすべてを運べるメンタルの強さ
阿部浩之は試合中常に冷静ですよね。
勝ってても負けてても試合展開を常に考えて、
自分のプレイを最良のものにしようと動いてる。
昨日の試合も、オンザボールはもちろん、
オフザボールの動きが素晴らしいよね。
おとりになる動き出し、
相手を背負ってのつぶれ役、
勝ち方を知っている選手が、
点の取り方を思い出した感じがします。
本人は、「ストライカーじゃないんで」
ってハットトリックを振り返っていましたが、
大学の時は得点王ですからね。
覚醒、というよりは、感覚を思い出しているのに近いのかなと。
特にハットトリックも、
「2点目を取ったあたりから意識はしたけど、
僕がハットトリックというよりはアウェーゴールの3点目を狙った」
と考えていたらしいですからね。
無欲で本当にかっこいい。
→阿部浩之が結婚しない理由は?実は人見知り?長い公式プロフィールも、あの2人の名前ばっかりw
阿部浩之の3冠の経験が活きる9月、10月
川崎フロンターレはこれで、
Jリーグ全チームの中で
4タイトル全てに可能性を残す唯一のチームとなりました。
J1リーグ24試合終了時点で首位に勝ち点6差の3位。
ACLベスト8でファーストレグ勝利、天皇杯ベスト16進出中。
そしてルヴァンカップベスト4進出。
鬼木達監督1年目の新人監督とは思えない思い切った采配が素晴らしいですよね。
その中心として、2014年にガンバ大阪で3冠を経験した男・阿部浩之がいるのが大きい。
過密日程での戦い方を知っている阿部浩之
「いい試合があれば悪い試合もある。
今日みたいに悪いときにどれだけまとまれるか、
どれだけしぶとくできるか」
「連戦の中でコンディションがいい人が増えてくれば選択肢が増えるし、
チームとしての厚みも増す。連戦は選手層の厚さが大事」
だからこそ、狩野健太や、板倉の活躍は絶対的にプラス。
新井章太が活躍したこともうれしい。
このルヴァンカップは、
川崎フロンターレがタイトル獲るために、
選手層を厚くすることにつながっているし、
本当に勢いだけではなく、タイトルを獲れそうな雰囲気になってきたのがうれしい。
阿部浩之の経験が、川崎フロンターレの初タイトルに、
足りなかった最後のピースなのかもしれませんね。
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