川崎フロンターレvsFC東京のルヴァンファーストレグが、
等々力スタジアムで行われました!
今シーズン1度も勝てなかったFC東京との多摩川クラシコ延長戦。
川崎フロンターレは超思い切ったターンオーバーで臨みました!!
そして、そのターンオーバーがドンピシャでしたね!!
ルヴァンカップファーストレグの試合結果をまとめます!
⇒川崎フロンターレの若手枠はだれ?ルヴァンカップは21歳以下の選手を先発させろ。
この記事の目次はこちら
川崎フロンターレのスタメンは今シーズン初のターンオーバー!
凄い思い切ったスタメンでしたね!
GK:
新井章太
DF:
田坂祐介、奈良竜樹、エドゥアルド
MF:
エドゥアルド・ネット、板倉滉、ハイネル、森谷賢太郎、家長昭博、長谷川竜也
FW:
森本貴幸
SUB:
チョン・ソンリョン、車屋紳太郎、大島僚太、狩野健太、中村憲剛、阿部浩之、小林悠
凄いターンオーバーでしたね。
鬼木さんよくやってくれました!
これはうれしい。
まぁ実際の試合では、
GK新井章太はもちろん固定ですが、
DFは左から奈良竜樹、エドゥアルド、板倉滉が3バックみたいな形で、
真ん中を絞めていて、ボランチを、エドゥアルド・ネット、森谷賢太郎、
MFは、左サイド長谷川竜也、右サイド田坂祐介の二人で、
真ん中にハイネルと家長昭博が自由に動き、
1トップが森本貴幸って感じでしたね。
これ、本当は甲府戦でやってほしかったなー。
⇒川崎フロンターレvsヴァンフォーレ甲府マッチプレビュー。ワイン飲んで、お風呂に入ろう。
攻守でフォーメーションが変わる、実質5バック
守備の場面では、長谷川竜也と、田坂祐介が、
3バックとならんで5人横並びのラインをつくることで、
守備をしていました。
3-4-2-1から、
5-2-2-1に攻守で切り替えている感じのフォーメーションでした。
これは面白かったなー。
守備もほとんど危なげなかったし、
特にサイドのふたり、
長谷川竜也と、田坂祐介が上下運動をしっかりとしていて、
普段やらない3バックをカバーしていましたよね。
さらにボランチの二人が完璧でした。
エドゥアルド・ネットが素晴らしいのはいつものことですが、
今日の森谷賢太郎はすばらしかったですね。
2人で真ん中でパス回しをしていたときには、
ボールとられる予感がほとんどしなかったもんなぁ。
⇒森谷賢太郎って高校どこでしたっけ?横浜マリノスユースとしてのほうが有名だから、高校自体を思い出せない。
森本貴幸がつぶれ役から、家長昭博の2ゴール!
森本貴幸は短い時間でしっかりと結果を出す良い選手ですが、
小林悠との違いが大きすぎて、たたかれがちな選手ですよねぇ。
今日の試合も、つまらない部分が多かったんですが、
その戦犯がなぜか森本になってしまうんですよね。
(ツイッターのfrontaleハッシュタグで見ると、森本をたたいてる声がちらほら)
森本ができる仕事もたくさんあるし、
みんな違うプレイヤーだから組み合わせて面白いのに、
小林悠に求めるものを森本に求めて文句言うのはなんか違う気がしますけどねー。
個人的感想としては、
森本貴幸は十分戦ってくれていました。
今日のメンバーの中ではベテランですが、
やっぱり怪童らしさはのこっていますよね。
森本や、家長昭博がボールキープできるので、
ハイネルのボールタッチが軽くても、
問題なくパスが収まってくれるのが大きな収穫だったと思います。
ハイネルも長い時間プレーできると、安定しますね!
こないだの甲府戦とは動きが全くちがいました 。
まぁ、またハイネルイエローカード貰ったけど、
ルヴァンとリーグは関係ないからねw
まぁ、シュートの意識が足りないのも気になるけどねー。
⇒ハイネルとイエローカード。奥様マリエルさんの激怒も効かないのかな…
さて、家長昭博が覚醒しましたね。
森本が倒されたPKを全く危なげなくきめて、
誰にもアキを止められない! #frontale pic.twitter.com/KAj4jAm7fq
— うらけん (@uraken0710) 2017年8月30日
さらに後半90分には小林悠とのパス回しから、
ゴールへのパスとも思えるビューティフルゴール!!
天才覚醒の瞬間に立ち会っているのかもしれませんよ。
本当に「誰にもアキを止められない!」状態になってきていますね。
川崎フロンターレは本当に良い選手を獲得しました!!
⇒攻撃ユニットを変えられる強さ。KANI(小林・阿部・中村+家長)の自由度。
新井章太が大久保嘉人を止めた日
あの1対1の場面で、大久保嘉人のシュートを完璧にブロックした新井章太。
このシーンは、胸が熱くなりました。
今日二人の関係性はブログに書きましたが、
新井章太をプロにしたのは、大久保嘉人です。
彼が第4GKだった時代から、
大久保嘉人のシュート練習にずっと付き合っていたんですもんね。
プロでいちばんゴールをきめた選手と練習できたことが、
新井章太にとってどれだけプラスだったか。
そして、その大久保嘉人と公式戦で対峙して、
1対1を止めるとか…すごいドラマ。
試合後に新井章太と、大久保嘉人は、
ユニフォーム交換していました。
このユニフォーム交換の意味は、
ふたりの関係性を知っていると、
かなり泣きそうになりますね…
腐らずにやってきた新井章太がこの試合のMIPですね。
あの1対1をきめられてたら、この試合全く違う結果だったと思います。
本当にありがとう。
控え組の意地を感じたルヴァンカップ
まさかの2-0で完勝。日曜日のFC東京とのセカンドレグに大きく弾みをつけました。
攻撃面では確かにスタメン組のほうが圧倒的にうまいのは間違いないし、
シュートへの意識は今日ほとんどなくて、
チャンスらしいチャンスをつくれず、
フィニッシュはシュートで終れず…パス回しに終始していた試合でした。
ですが、このメンバーでも勝てる、っていう大きな結果を出してくれましたね。
無失点、2得点。これは大きい。
そして、選手たちが控えでも愚直に練習をして、
チャンスを虎視眈々たと狙っていたことが、
この結果を生んだんだと思います。
フロンターレは強い、だからこそ、
レギュラーになるには、サブになるには、
かなりの実力がなければなれません。
でもそこで腐らずにちゃんと練習をして、
自分の技術を磨き、連携を取れるようになっていった選手たちだからこそ、
ルヴァンカップでFC東京を下したこの結果は自信になりますね。
本当におめでとう。そして、ありがとう。
土曜日じゃ無いけど、ヒーローにあえました!
⇒明日も(SHISHAMO)は、川崎フロンターレの選手たちの歌。サポーターの気持ちの代弁者!