地域リーグラウンドを終え、ノックアウトステージ、プレーオフラウンドが幕を開けました!初戦の舞台は、青空が広がる初夏の陽気となったエディオンピースウイング広島(Eピース)です。
前節の水戸戦で大卒ルーキーの持山匡佑選手が衝撃のハットトリックを達成し、最高の勢いで乗り込んだフロンターレでしたが、結果は1-2の黒星スタートとなってしまいました。立ち上がりの負傷アクシデントや広島の鋭い攻撃に苦しめられ、一時は2点のリードを奪われる非常に厳しい展開に。
それでも、前半終了間際に伊藤達哉選手が意地の一発を叩き込み、最少失点差のまま「後半の90分間」が待つホーム等々力へとバトンを繋ぐことができました。この敗戦から何を学び、どう逆転へと繋げるのか、激闘の初戦をじっくり振り返っていきましょう!
今日の注目ポイント
- 開始早々の痛恨……山本悠樹選手の負傷交代という大アクシデント
- 広島の圧巻の決定力に屈するも、伊藤達哉選手が狙い澄ました追撃の今季初ゴール!
- ピンチを救い続けた守護神・山口瑠伊選手の見事なビッグセーブ連発
試合データ
| 項目 | 内容 |
| スコア | 1 – 2 |
| 得点者 | 【広島】11分:中村 草太、20分:加藤 陸次樹 【川崎F】43分:伊藤 達哉 |
| 試合会場 | エディオンピースウイング広島 |
| 勝ち点 | プレーオフラウンドのため勝ち点なし(第1戦終了) |
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魔の立ち上がりと圧巻のミドル。苦しい展開を救ったタツヤの執念
今シーズンの集大成を見せるべく挑んだこのファーストレグですが、フロンターレにとってはあまりにも過酷な立ち上がりとなってしまいました。
試合開始直後からボールを保持してフロンターレらしい良いリズムを作りかけていたのですが、9分にチームの心臓である山本悠樹選手が負傷により担架で運び出される大アクシデントが発生します。これでリズムを崩されたのか、中断明け直後の11分に広島の松本選手に見事なスルーパスを通され、中村草太選手に完璧な切り返しから先制ゴールを許してしまいました。
さらに勢いに乗る広島の圧力に押されると、20分には加藤陸次樹選手にペナルティエリア手前から強烈なミドルシュートをゴール右上すみに突き刺され、あっという間に2点差をつけられてしまいます。「すどんっ!って感じの凄まじい足の振りだった……」と、あの破壊力には本当に肝を冷やしました。
苦しい展開となったフロンターレは、37分に初スタメンの持山匡佑選手が抜け出してネットを揺らすも、VARの介入によって惜しくもオフサイドの判定に。それでも43分、前線から粘り強くプレスをかけ続けていた伊藤達哉選手が、相手の緩いパスを見逃さずに高い位置でインターセプト!そのままペナルティエリア右へ持ち込み、狙い澄ました右足のシュートをゴール左下に沈めて1点を返しました。これぞタツヤという泥臭くもキレのある素晴らしいゴールで、スタジアムの雰囲気を一変させてくれましたよね!
前半のアディショナルタイムには同点に追いつかれたい広島の猛攻を受け、加藤選手との1対1や新井選手の鋭いミドルシュートを浴びますが、ここはGK山口瑠伊選手が神がかったビッグセーブを連発して追加点を許しません。彼の決死のセーブがあったからこそ、1点差のまま試合を折り返すことができました。
後半の猛攻実らずも、等々力での逆転へ向けたポジティブな兆し
後半は頭から長谷部監督が動き、宮城天選手とロマニッチ選手に代えてマルシーニョ選手と持山選手を同時投入した前節とは異なり、後半の立ち上がりから追いつくべくさらに攻撃のギアを上げていきました。
49分には持山選手がエリア手前でパスを受けて積極的な右足シュートを放ち、52分にはマルシーニョ選手がペナルティエリア中央から決定的なシュートを放ちますが、相手GK大内選手の好セーブに阻まれてしまいます。後半のポゼッション率は一時60%に達するほどフロンターレがボールを支配し、左サイドから三浦颯太選手や長璃喜選手が何度も鋭いクロスを供給して広島を自陣に釘付けにしました。
65分には広島の新井選手にピンポイントクロスを上げられ、鈴木選手に決定的なヘディングシュートを打たれる大ピンチを迎えましたが、ここも山口瑠伊選手が驚異的な反応で弾き出し、守護神としてのプライドを見せつけてくれました。終盤には河原創選手からのグラウンダーのパスに反応した長選手がゴール前でシュートを放つなど、最後まで同点ゴールを狙って攻め続けましたが、広島の粘り強い守備を崩しきれずに1-2のままタイムアップ。
結果としてはアウェイでの第1戦を落とす形になりましたが、2試合合計での戦いだからこそ、この「1点差」はまだまだ十分にひっくり返せるスコアです。山本悠樹選手の怪我の状態は本当に心配ですが、代わりに緊急出場した河原選手がしっかりと中盤の強度を保ち、最後まで戦う姿勢を見せ続けたことは次戦へ向けて大きな収穫だと言えるでしょう。
まとめ
1-2。ファーストレグを落としたことは悔しいですが、タツヤの今季初ゴールとルイのビッグセーブのおかげで、首位争いをしてきた広島を相手に最小失点差で踏み止まることができました。
まだ全然大丈夫。等々力で逆転すればいいですからね。次は私たちの聖地、等々力陸上競技場でのホームゲームです。
この90分間で出た課題をしっかりと修正し、等々力の圧倒的な青き熱量で広島を飲み込み、プレーオフラウンド突破を掴み取りましょう。最高の逆転劇を期待しています。


