涼しい気候に恵まれた夜のUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われた第17節、FC町田ゼルビア戦。これぞ等々力劇場という、本当にシビれる幕切れでしたね!
前節の柏戦で試した3バックから、今節は慣れ親しんだ4バックへと回帰。約1週間の準備期間があったおかげか選手たちの動きは本当に軽くて、終始フロンターレがボールを握り倒して圧倒する展開を作れました。
40分に町田のテテ・イェンギ選手にワンチャンスを決められて先制を許す苦しい展開でしたが、89分にキャプテン脇坂泰斗選手が土壇場でPKを沈めて同点!そのまま突入したPK戦を5-4で制し、執念で勝ち点2をもぎ取りました!
今日の注目ポイント
- 4バック回帰で攻撃が躍動!終始ゲームを支配した圧巻のパスワーク
- 2度のポスト直撃に泣いた脇坂泰斗選手、意地の同点PK弾!
- プロ初打席で大仕事!ルーキー持山匡佑選手が見せた特大のポテンシャル
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試合データ
| 項目 | 内容 |
| スコア | 1 – 1(PK:5 – 4) |
| 得点者 | 【川崎F】89分:脇坂 泰斗(PK) 【町田】40分:テテ イェンギ |
| 試合会場 | Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu |
| 勝ち点 | 23(試合終了時点) |
怒涛のシュート20本!押し込み続けた等々力の夜
試合は立ち上がりからフロンターレが完全に主導権を握る、素晴らしい内容でした。「最近のとりあえず放り込むだけのサッカーじゃない」というサポーターの声通り、中盤で山本悠樹選手や橘田健人選手がテンポよくボールを動かし、町田のブロックを何度も崩しかけていましたよね。
19分には山本選手の極上ループパスから脇坂選手が抜け出す最初の決定機。シュートはGK谷晃生選手に触られて惜しくもポストを直撃。さらに32分には、ラザル・ロマニッチ選手の献身的なポストワークから伊藤達哉選手とのパス交換で再び脇坂選手が狙い澄ましたシュートを放ちますが、これもまたポストに嫌われてしまいます。「惜しいシーンが続きすぎる!」と等々力全体が頭を抱えました。
そんな「いい時に決めきれない」でいると、40分に町田の元川崎・下田北斗選手に精度の高いFKを放り込まれ、テテ・イェンギ選手にヘディングで先制ゴールを許してしまいます。素晴らしい内容だっただけに、この失点は本当に悔しかった。
それでも、後半のフロンターレはさらにギアを上げました。直近15分のポゼッション率が一時「81% vs 19%」になるほど町田を自陣に釘付け。マルシーニョ選手や長璃喜選手を投入してさらに猛攻を仕掛けると、89分、山原怜音選手のシュートが中山雄太選手のハンドを誘い、VARの末に待望のPKを獲得!これを脇坂選手がゴール右下に突き刺してついに同点!スタジアムの爆発的な盛り上がりは最高でした。
その後のPK戦では、今季二度目の先発となったGK山口瑠伊選手が大きな声を張り上げてチームを鼓舞。6人目の仙頭選手のキックが枠を外れた後、最後を締めくくったのはこれがプロ初出場となったルーキーでした。
救世主は背番号20!持山匡佑のふてぶてしさとロマニッチの献身
この試合、最大のサプライズであり最大のヒーローとなったのが、大卒ルーキーの持山匡佑(もちやま・きょうすけ)選手です!
72分に伊藤選手に代わってプロ初出場を果たすと、前線でゴリゴリとパワー全開のドリブルを披露して町田の守備陣を慌てさせました。相手のネタ・ラヴィ選手を力強く吹っ飛ばしたシーンなんて、新人とは思えないほどのふてぶてしさがあって最高でしたよね。「背番号20でこのゴリゴリ感は、かつての山田(山田新選手)を彷彿とさせる!」とフロサポも大興奮。
そしてPK戦の6人目。止められたら終わりという極限のプレッシャーの中、谷選手の動きを完全に冷静に見極めてネットを揺らした瞬間は鳥肌が立ちました。ルイ選手と抱き合って吠えたあの姿は、これからのフロンターレの新しい希望そのものです。
また、先発したラザル・ロマニッチ選手の働きも見逃せません。前半28分にちょっと激しいタックルでイエローカードをもらってヒヤヒヤさせられましたが、前線での体を張ったキープやサイドチェンジの精度は一級品。彼が真ん中でしっかり収めて時間を作ってくれるからこそ、脇坂選手や伊藤選手が活き活きと飛び出していけました。
伊藤達哉選手も今日は本当に気合が入っていて、3分の強烈なミドルシュートなどキレキレの動きを見せてくれました。それだけに、前半の決定機のどれか1つでも決まっていれば90分で勝ちきれたゲームではありましたが、過密日程のラストで意地を見せてきた3位の町田を相手に、最後まで諦めずに追いついて勝ち点2をもぎ取った経験はチームの幅を大きく広げたはずです!
まとめ
1-1、そしてPK戦での勝利。 90分間で勝ち点3を取りたかったのが本音ですが、公式戦9連戦のラストで死に物狂いだった町田の堅守を土壇場でこじ開けたキャプテン脇坂選手の精神力、そして最後の持山選手の落ち着きは100点満点の内容でした。
久しぶりの夜の等々力で、サポーターと選手が一体となって掴み取ったこの劇的な勝利。ここからフロンターレの本当の逆襲が始まります。次こそは90分で圧倒して、勝点3を等々力に積み上げましょう。


