GWの真っ只中、味の素スタジアムで行われた「多摩川クラシコ」。残念ながら0-2という、前節に続く完封負けを喫してしまいました。
首位争いに食い込むFC東京の勢いは本物でしたね。川崎も前節の浦和戦とは見違えるほど「縦への意識」が見えた時間帯もありましたが、決定機を確実に仕留める相手との差が出てしまった印象です。悔しいですが、この結果をしっかりと受け止めて次に進むしかありません。
今日の注目ポイント
- 守備の安定感をもたらした河原創選手の危機察知能力
- 18歳FW神田奏真選手の積極的なシュート姿勢
- 後半の超攻撃的シフト「エリソン&ロマニッチ」2トップの可能性
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試合データ
| 項目 | 内容 |
| スコア | 0 – 2 |
| 得点者 | 【FC東京】41分:佐藤 恵允、57分:野澤 零温 |
| 試合会場 | 味の素スタジアム |
| 勝ち点 | 18(試合終了時点) |
多摩川クラシコの壁は厚く…「自分たちの色」を出せただけに悔しい敗戦
今回の多摩川クラシコ、スコアこそ0-2ですが、内容的には前節の浦和戦とは全く別のチームのように戦えていた時間がありました。序盤から河原創選手が中盤で危ない芽を摘み、佐々木旭選手が常に縦を狙う姿勢を見せるなど、フロンターレらしい「強気な入り」ができていたんです。
特に前半、18歳の神田奏真選手が積極的にシュートを放ったシーンはワクワクしましたよね。GK山口瑠伊選手もビッグセーブを連発し、「今日はいける!」と感じたサポーターも多かったはずです。しかし、41分。一瞬の隙からW佐藤(佐藤龍之介選手と佐藤恵允選手)に完璧に崩され、先制を許してしまいました。
後半、長谷部監督はハーフタイムで脇坂泰斗選手とマルシーニョ選手を投入し、勝負に出ます。さらに神田選手に代えてラザル・ロマニッチ選手を投入し、エリソン選手との超強力2トップを形成。攻撃の意識はさらに高まりましたが、57分に野澤零温選手に追加点を奪われ、苦しい展開に。
終盤はロマニッチ選手のロングスプリントやエリソン選手のミドルなど、最後までゴールを狙い続けましたが、FC東京の守備陣を崩し切ることはできませんでした。Xでの反応にもあった通り、「優勝争いをしているクラブと、苦しんでいるクラブの差」を、決定力の部分で突きつけられたような90分間でした。でも、浦和戦では見られなかった「縦へつける意識」が随所に見られたのは、次への光だと言えるんじゃないでしょうか。
輝きを放った男たち!河原の献身と若き神田の挑戦
この試合で最も目立っていた一人が、中盤の底でフィルター役を全うした河原創選手です。
彼の危機察知能力は本当に素晴らしく、FC東京の鋭いカウンターを何度も未然に防いでいました。「河原がいることで守備のレベルが数段階上がっている」という声もありましたが、まさにその通り。さらに、停滞した時に出す縦パスの意識も高く、今のフロンターレにおいて不可欠な存在であることを再証明してくれました。
そして、先発に抜擢された神田奏真選手のプレーも印象的でした。
物怖じせずシュートで終わる姿勢、ガツガツと相手に挑む闘志は、停滞気味だった攻撃陣に良い刺激を与えていました。キム・スンギュ選手にセーブされましたが、あの思い切りの良さがこれからのフロンターレには必要です。
後半から出場のマルシーニョ選手も、左サイドで何度も仕掛け、チャンスを作ろうとしていました。ロマニッチ選手の献身的なスプリントも、負けている状況でも足を止めない執念を感じさせてくれました。エリソン選手が次節出場停止となってしまうのは痛恨ですが、今回見せたロマニッチ選手との連携や、神田選手の成長など、代わりを担う選手たちの「飢えた姿勢」に期待するしかありません。
「負けるのは仕方ないけど、どう改善していくか」という厳しいサポーターの声も届いています。確かに、攻撃までが速いFC東京のような相手に対し、いかに自分たちの時間を長く作れるか。そして、チャンスを決めきれるか。課題は山積みですが、確実に前節よりは「戦う姿勢」が見えた一戦でした。
まとめ
0-2。多摩川クラシコでの敗戦は、やはり心が痛みます。
しかし、河原選手の守備や神田選手の積極性、そして後半の攻撃的シフトなど、ポジティブな要素も確かにありました。エリソン選手の次節欠場というアクシデントはありますが、今の悔しさをロマニッチ選手や宮城天選手たちがエネルギーに変えてくれるはずです。
「90分間での連敗はない」というデータもありましたが、今は一つ一つのプレーに向き合い、勝ち点をもぎ取っていくしかありません。



