豪雨の埼玉スタジアム2002で行われた第13節、浦和レッズ戦。期待していた3連勝とはならず、0-2という非常に悔しい結果に終わってしまいました。
試合前から「監督交代直後の初陣」という不気味さはありましたが、まさにその勢いに飲み込まれてしまった形です。前半はなんとか耐えていたものの、後半の失点からガタガタと崩れてしまい、攻撃陣もシュートわずか6本と沈黙。首位が足踏みしている絶好のチャンスだっただけに、ダメージの大きい敗戦となりました。
今日は「なぜここまで上手くいかなかったのか」、そして「数少ない希望」についても、しっかり振り返っていきたいと思います。
今日の注目ポイント
- 浦和の「初陣補正」と猛攻を止められなかった守備陣
- 期待の17歳、長璃喜選手が見せた「唯一の光」
- 無得点に終わった攻撃陣の連動不足と今後の課題
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試合データ
| 項目 | 内容 |
| スコア | 2 – 0 |
| 得点者 | 【浦和】54分:マテウス サヴィオ、71分:小森 飛絢 |
| 試合会場 | 埼玉スタジアム2002 |
猛攻に沈んだ埼スタの夜。耐えきれなかった「キワ」の攻防
試合は立ち上がりから浦和のペースでした。監督交代でマインドが切り替わったのか、浦和の選手たちの寄せがとにかく速く、川崎は得意のパス回しをさせてもらえませんでした。
前半のポゼッション率は浦和が69%と圧倒。中島翔哉選手やマテウス・サヴィオ選手に自由自在に動かれ、ブローダーセン選手のセーブや松長根選手のブロックでなんとか0-0で折り返しましたが、正直「いつ失点してもおかしくない」という嫌な予感が漂っていましたよね。
迎えた後半54分、その予感が的中してしまいます。FKをブローダーセン選手が一度は弾いたものの、こぼれ球に反応したサヴィオ選手に押し込まれて先制を許します。これでスイッチが入った浦和の勢いは止まらず、71分にはカウンターから小森選手にダメ押し弾を浴び、勝負あり。
SNSでも「寄せが甘い」「パスが不正確」といった厳しい声が飛んでいましたが、確かに今日はボールを奪ってもすぐにロストしてしまい、自分たちの時間が全く作れませんでした。前節までの「キワで耐える」粘り強さが、浦和の気迫に屈してしまった、そんな印象の90分間でした。
苦境の中の希望!17歳・長璃喜の躍動とエリソンの闘志
どん底の内容だった試合において、唯一と言っていいほどワクワクさせてくれたのが、後半途中から投入された17歳の長璃喜選手でした。
ピッチに入るなり、物怖じせずドリブルで浦和の守備陣を切り裂いていく姿には驚かされました。17分には惜しいシュートを放ち、29分にはクロスでエリソン選手の決定機を演出。「どんどん打っていけ!」と、Xでもサポーターからの期待が爆発していましたね。彼のように「シンプルに前へ運ぶ」意識が、今の停滞したチームには一番必要かもしれません。
また、同じく途中から入ったエリソン選手も、不器用ながら「強引にでもシュートを打つ」という執念を見せてくれました。決まりこそしませんでしたが、あのガツガツした姿勢は、淡々とパスを回し続けてしまった今のチームにとって良いスパイスになっていたはずです。
それだけに、先発したウレモヴィッチ選手や攻撃陣の連携ミスが目立ったのは残念でした。特にパスがズレて攻撃が遅れるシーンが多く、見ていてストレスが溜まる展開が続きました。
まとめ
2-0。数字以上に「完敗」と言わざるを得ない内容でした。
監督交代という異例の事態だったとはいえ、相手の勢いをまともに受けてしまったのは反省材料です。「フロンターレに守備的戦術は合わないのか?」というファンの嘆きも分かりますが、まずはもう一度、自分たちの生命線であるパスの精度と、前から行く守備を整理する必要があります。
ただ、下を向いている暇はありません。連戦はまだ始まったばかりです。次節はホーム・等々力での戦い。今日見せた長選手の輝きや、エリソン選手の闘志をスターティングメンバーから発揮できるか。長谷部監督の手腕が問われることになります。


