聖地・Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuに宿敵・浦和レッズを迎えた明治安田J1リーグ第9節。
国立での0-5という屈辱、そして町田での激闘の末のPK負け……。勝ち点3に飢えていた川崎フロンターレサポーターのモヤモヤを吹き飛ばす、最高にドラマチックな逆転劇でしたね(試合内容はさておき)
正直に言えば、試合内容は終始「素晴らしい!」と手放しで称賛できるものではなかったかもしれません。
守備の切り替えやVARでの中断など、バタついたシーンも多かったです。でも、勝ちながら修正できること、そして何よりホームで逆転勝利を飾ること。今のフロンターレにとって、これほど強力な特効薬はありません。
気づけば順位も4位までジャンプアップ!いよいよ逆襲の準備は整ったと考えてもいいですかね…。
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川崎フロンターレvs浦和レッズマッチレビュー
試合データ
| 項目 | 内容 |
| スコア | 3-2 |
| 得点者 | 【川崎F】9分:オウンゴール、78分:ラザル ロマニッチ、90+2分:河原 創 【浦和】3分:根本 健太、56分:金子 拓郎 |
| 試合会場 | Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu |
| 勝ち点 | 14(第9節終了時点) |
荒れる展開、救世主ロマニッチ!山本悠樹の「優しすぎるパス」が等々力を変えた
試合は開始早々から、まさに怒涛の展開でした。キックオフからわずか3分で先制を許し、そこからなんと5分間も続く長いVARチェック。集中力を維持するのが難しい異様な空気感でしたが、その沈滞ムードを切り裂いたのは、やはり「攻撃のサイドバック」三浦颯太選手でした!
前半9分、左サイドをえぐった三浦選手の鋭いクロスが相手のミスを誘い、貴重な同点ゴール(オウンゴール)を呼び込みました。Xでも「やっぱ三浦がクロスを入れまくるのが大事なんだよ!こういう事故が生まれる!」とサポーターは大盛り上がり。その後も三浦選手の縦突破は冴え渡り、エリソン選手を狙った精度の高いボールが何度も浦和ゴールを脅かしました。
後半、再び56分に勝ち越されるという苦しい展開になりましたが、ここで真価を発揮したのがラザル・ロマニッチ選手です。78分、交代策が的中し始めた時間帯。ボランチの山本悠樹選手が放った、まさに「優しすぎる」と形容したくなる絶妙な放物線を描くクロス。これにロマニッチ選手が強烈なヘディングで合わせ、ネットを揺らしました!
「ロマニッチーー!!!それそれそれそれ!!見たかったのはそれよ!」と、スタジアムもSNSも爆発。ロマニッチ選手は守備でも泥臭く体を張り、ファウルをもらって時計を進めたり、相手にカードを出させたりと、数字以上の貢献が光りました。山本選手とのホットラインが開通したことは、今後の大きな武器になりそうです。
90+2分の衝撃!途中出場の河原創が突き刺した「利き足じゃない左足」
1-1のまま、アディショナルタイムに突入。スタジアムの誰もが「今日はこのままPK戦か……」と覚悟を決めていた、その時です。ドラマの完結は、まさに試合終了の間際に待っていました。
89分、山本選手に代わってピッチに送り込まれたのは、守備の職人・河原創選手。長谷部監督は、本来ならイマジネーション溢れる山本選手を最後まで残したかったはずですが、この交代が神がかった結末を引き寄せます。
90+2分、右サイドの山原怜音選手からエリア内へ鋭い縦パスが刺さります。ロマニッチ選手が体を張って収め、こぼれたボールに反応したのは河原選手でした。「完全にPK戦だと思った!」というサポーターの予想を裏切り、河原選手が振り抜いたのは、なんと利き足ではない左足!これが絶妙なコースを通り、ゴール右隅へと突き刺さりました!
SNSでは「河原えらいーー!」「結果論だけど、この交代は最高すぎた!」と絶賛の嵐。実はその直前、三浦選手の足が完全に止まってパスミスが起きるなど、ヒヤリとする場面もあったのですが、すべてをこの一撃が救ってくれました。橘田健人選手の熱いミドルシュートや、若き神田奏真選手の素晴らしいポストプレーなど、全員の「勝ちたい」という執念が実った逆転劇でした。
順位は一気に4位へ浮上。首位・鹿島アントラーズとはまだ勝ち点差がありますが、今のフロンターレに必要なのは、こうした劇的な勝ち方でチームの士気を極限まで高めること。来週の鹿島戦に向けて、これ以上ない弾みがついたと言えるでしょう。
まとめ
2026年4月5日、等々力に最高の笑顔が戻ってきました。
VAR、負傷交代、逆転に次ぐ逆転……。本当に色んなことが起きすぎた浦和戦でしたが、最後に勝ち切る「等々力劇場」の真髄を見せつけられましたね。
「守備の切り替えがまだまだ遅い」という課題は山積みですが、それでも勝ちながら修正できる今の状況は非常にポジティブです。第一子が誕生したウレモヴィッチ選手への最高の祝砲にもなりました!
さあ、次はアウェイでの首位・鹿島戦。この劇的な勝利の余韻を自信に変えて、カシマスタジアムでも暴れてもらいましょう。


