新年あけましておめでとうございます。川崎フロンターレって移籍情報(いわゆる約束の時間)全然出てこないよなーって思ってましたが、そもそもほとんど加入がないという…(1/6現在)。
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川崎フロンターレ2025シーズン選手一覧(1/6現在)
まだ数人ありそうですけど…今の時点で32人。
ポジション別でいうと…
GK(4人)…チョンソンリョン、安藤駿介、山口瑠伊、イクンヒョン
DF(12人)…高井幸大、ジェジエウ、佐々木旭、車屋紳太郎、三浦颯太、田邉秀斗、 ファンウェルメスケルケン際、丸山祐市、セサルアイダル、野田裕人、神橋良汰、土屋櫂大
MF(11人)…橘田健人、大島僚太、 脇坂泰斗、河原創、宮城天、山内日向汰、パトリッキヴェロン、瀬川祐輔、家長昭博、山本悠樹、大関友翔
FW(5人)…エリソン、小林悠、山田新、マルシーニョ、神田奏真
新加入(太字)、黄色(レンタル→完全移籍) 、水色(レンタルバック)
長谷部体制、初年度ですが2024年のアビスパ福岡は3-4-2-1で38試合。2023年のアビスパは3-4-2-1で18試合、4-4-2で16試合。2025年は3バック?4バックというのも注目したいところ。
1/6現在、レンタル復帰、レンタル→完全加入、トップ昇格、高卒・大卒のみも…楽しみな布陣。
加入メンバーはレンタル復帰、レンタル→完全加入、トップ昇格、高卒・大卒のみ。そしてとにかく若い!10代が4人、20代前半2人、一番年上で山口瑠伊の26歳。
2024年途中加入から完全移籍になった2人、セサル・アイダルはリーグ2試合、ルヴァン3試合、ACLE1試合で6試合出場、山口瑠伊はルヴァン2試合ですが、これから期待の二人。
大関は福島でJ3ベストイレブンを獲得してレンタルバック。神橋は身長193センチ左利きの即戦力DF、土屋は世代別代表に必ず顔出している選手だったし、野田は期待のSB、イクンヒョンも将来が楽しみ。
選手名 | ポジション | 前所属 |
---|---|---|
セサル アイダル | DF | レッドブル・ブラガンチーノ(レンタル→完全移籍) |
大関 友翔 | MF | 福島ユナイテッドFC(レンタルバック) |
山口 瑠伊 | GK | FC町田ゼルビア(レンタル→完全加入) |
野田 裕人 | DF | 静岡学園高等学校(高卒) |
イ クンヒョン | GK | 輔仁高校(高卒) |
神橋 良汰 | DF | 早稲田大学(大卒) |
土屋 櫂大 | DF | 川崎フロンターレU-18(トップ昇格) |
ちなみにレンタル中の選手はというと…
選手名 | ポジション | 移籍先 |
---|---|---|
大南 拓磨 | DF | OHルーヴェン(ベルギー) |
早坂 勇希 | GK | いわきFC |
名願 斗哉 | MF | ベガルタ仙台(育成型) |
永長 鷹虎 | FW | FC琉球(育成型) |
五十嵐 太陽 | FW | 栃木SC(育成型) |
松長根 悠仁 | DF | 福島ユナイテッドFC(育成型) |
由井 航太 | MF | 福島ユナイテッドFC(育成型) |
ゼ ヒカルド | MF | 湘南ベルマーレ |
そういえば、大南ってレンタルだったな。早坂がいわきで試合経験積んで帰ってくることを願ってるし、ゼヒカルドをレンタルで湘南に、というのも面白い。
さらに名願、永長、五十嵐、松永根、由井は育成型ですからね(育成型とは 18~23歳の選手に対して、所属クラブより下位カテゴリーに所属するクラブに期限付き移籍させる事。 この移籍は移籍期限(Jリーグは1~4月、7~8月が移籍期限)に縛られる事なく移籍させる事ができ、また、選手を移籍元に戻す事も可能)
つまり、シーズン中に選手がけがなどで離脱した場合にはこの5人をウインドー関係なく戻すことができるっていうのは大きい。
レンタルに出した以外で完全に放出したのは松井と遠野の2人だけ。悪くない気がする…。
選手名 | ポジション | 所属先(動向) | 年齢 |
---|---|---|---|
松井 蓮之 | MF | ベガルタ仙台 | 24歳 |
遠野 大弥 | FW | 横浜F・マリノス | 25歳 |
好調だった2024年後半をベースに戦えるのは大きい。
2024年のJ1リーグは13勝13分12敗で、あんまり調子のよくなかったイメージを持っていると思いますが…シーズンを前後半に分けると前半は負け越し、後半は勝ち越しだったんですよね。
第1節~第19節は5勝6分8敗(勝ち点21)27得点28失点
第20節~第38節は8勝7分4敗(勝ち点31)38得点29失点
と後半戦は実は好調だったんですよね。無得点だった試合も前半は6試合、後半は2試合のみと調子が良かった印象。
2024年、第37節東京ヴェルディ戦5-4
4-2-3-1(チョンソンリョン、三浦、旭、高井、際、山本、橘田、マルちゃん、遠野、家長、新)
最終節のアビスパ福岡戦3-1
4-4-2(チョンソンリョン、三浦、丸山、高井、旭、山本、橘田、マルちゃん、家長、悠、新)
このメンバーのうち、遠野は移籍したもののそれ以外のメンバーが残っているのは大きい。
長谷部さんがどういうメンバーを先発にするかはわからないけど、ベースは変わらずに想定できるメンバーで戦えるのは大きい。高井は移籍すると思っていたけど残ってくれてうれしいし(夏は仕方ないと思ってる)、悠様を中心としてベースがここまで変わらないのはなかなかないんじゃないかな?
基本路線は全員残留、って感じだったんだろうなと。シーズンの調子がそこまでよくなかったクラブとしては珍しいと思うし、Jクラブの移籍情報を見たらわかるけど4~5年も同じクラブで主力が活躍してくれるのはだんだんと稀有な存在になってきてしまっていますからね。中村憲剛みたいなワンクラブマン(バンディエラ)は本当に出てこないんだろうなと。
それを思うといしかわごうさんがポストしていた通り、ソンリョンは10シーズン目(ジュニーニョ超え!)というのは当たり前じゃないし…
家長も9年目、ジェジエウも7年目というのは本当にチーム作りにとって大きくプラスだろうなと。
長谷部監督はどこまで若手起用をするのか
長谷部サッカーがどういうフォーメーションを選択するのか、先発起用をするのか、そもそもどういうサッカーをするのかというのはこれからですが…若手選手がとにかく多い川崎フロンターレで、若手起用に積極的な長谷部監督がどういう選手を使うのかというのは楽しみ。
長谷部監督は以前サッカーキングの記事で若手起用について
心掛けているのは、なるべく公平に評価をするということですね。若いからダメとか、経験がないからという見方はせず、逆に可能性が大いにあるという見方をする。意外と若いのに落ち着いたプレーをしたり、ベテランのようないぶし銀のプレーをしたりもするので、若いからこうだ、と決めつけずに、その選手が持っている能力を最大限に引き出す。そういう意味では、遠野のゴールというのは、その前に何本もシュートを打ってる中でやっと決めた得点だったので、もっと決められたんじゃないかなという思いと、能力を出してくれたという思いの両方があります。他にも、試合に出て能力を引き出したい選手はたくさんいるのですが、現時点でのベストメンバーで挑むのが私のスタイルなので、逆に若手だからということもありません。若手、中堅、ベテラン、すべての選手を公平に評価して、実力があるので試合に出ただけです。逆に言えば、実力がある、という評価を正しくできたことの証明として、ゴールを決めた、試合で活躍したという結果が出たので、評価が正しかったなと思っています。
https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20200622/1086552.html
と語っていて(この「若手起用」が、今回完全移籍で川崎フロンターレを離れた遠野大弥のことっていうのはつくづく縁があるなぁと。Honda FCから川崎が獲得してすぐアビスパ福岡に武者修行に行ってた時に起用したときの話です)若手起用もフラットな目線で行われるのかなーと。
年齢は単なる記号ですし、あんまり区切るのもなんだかなぁと思いますが、
と12人いるのでこれまでの風間さん、鬼木さんの時期にあまり積極的に若手起用がなかった状態から長谷部さんでどこまで変わるのかは楽しみ。川崎フロンターレのサッカーは難しいから加入後すぐはなかなかクラブにフィットしない、というのはどう変わるのか…。
なんならサポーターになってから、今年が一番楽しみなんじゃないか?ぐらい楽しみになってきたなと。川崎フロンターレが他クラブで3大タイトルのうちの1つをとったプロ監督を招へいするのは史上初ですからね。ワクワクが止まらないです。
ブログ書いてるうちにめちゃくちゃポジティブになってきたので…今年はちょくちょくブログ書こうかなと思います。