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川崎フロンターレvsサンフレッチェ広島2-0勝利。天才小塚、王様僚太の躍動で苦しい試合も勝ち切る勝負強さは大きな武器。

昨日のニッパツの田んぼサッカー程ではないですが、今日のサンフレッチェ広島vs川崎フロンターレも雨の中の試合になり、サポーターめちゃくちゃ寒そうでしたね…。観戦された方お疲れさまでした…。

さて、広島戦本当に苦しんだ中で、勝ち点3を稼いだのは本当に大きいですよね。

これで7戦5勝1分1敗。今日の広島戦も含めて圧倒的に勝った試合は1試合もないのに、5戦負けなし、首位キープと勝負強さを見せつける形となりました。

前半は完全にサンフレッチェ広島ペース…

川崎フロンターレにとってサンフレッチェ広島は2021シーズン2引き分けとリーグ戦で唯一勝利できなかった相手。

サンフレッチェ広島との相性が悪いわけではないんですが、苦しめられた昨シーズン、今年こそ勝ち点3をという意気込みで乗り込んだ試合でしたが…前半は完全にサンフレッチェ広島のペースでした。

最初4分ぐらいの小塚からマルシーニョへのロングフィードからうまれたチャンスぐらいですかね?川崎フロンターレのよかったシーン。

シュート数も前半だけで11本(枠内5本)打たれるという…厳しい試合でした。

広島でいうと…佐々木旭と同じく、流通経済大卒のルーキー満田誠のハイプレスが素晴らしく、ボールを持ったらわくわくさせてくれる選手だったし、何と言っても森島司。完全にサンフレッチェの心臓でした。

橘田健人・ジョアン・シミッチという川崎フロンターレのアンカーの脇をつかれると一気にピンチになる…というのが証明された試合でもあったなと。ビルドアップの起点としての橘田健人の横を森島司と浅野につかれて一気に広島の攻撃になる…というのが繰り返されてしまいました。

サンフレッチェ広島を率いるスキッペ監督も

相手は日本一いいチームだ。だけど前半は我々のほうがいいサッカーができていた。相手はリスペクトしないといけない。それに打ち克つ勇気を持とう!

と語るなど、前半は完全にサンフレッチェ広島ペースで進みましたし、なんなら後半65分ぐらいまではサンフレッチェ広島ペースだったかなと。

苦しみ圧倒できずも勝ち点3を獲得。勝ちながら修正ですね。

後半開始早々から川崎フロンターレはハイプレスでボールを奪いに行くことと、マルシーニョを前線に残し続けることでサンフレッチェ広島のペースを崩そうとしましたが、ゴールを奪うところまではいかず…というところで67分に王様・大島僚太が復活、知念慶、宮城天がそれぞれ小塚和季、レアンドロ・ダミアン、マルシーニョと交代して入ると、73分に大島僚太が蹴ったCKが谷口彰悟のヘディングが相手の選手の頭に当たり先制点!

最後は山根視来がこぼれ球を押し込み、追加点で2-0勝利と、日本代表DF陣二人が得点に絡み、オーストラリア戦に弾みをつける形になりました!

谷口彰悟は試合後に、

はい、オウンゴールです。触ってません。

とさわやかに振り返りつつ、

セットプレーで1つ取ると楽になる。入り方も工夫した。触れなかったが、あの得点はチームに勇気を与えたと思う。苦しみながら先制点を奪えたのはよかった。

と語っていましたが、ゴールライン上で相手のボールをクリアしたのも含めて、本当に背番号5は頼りになりすぎますね!!

『苦しんだけど勝ち点3』を全公式戦でやっていけば自ずと優勝できるので、それだけでいいし、本当勝負強さがありすぎる。圧倒するとか難しいから、まず勝ち点3取りながら修正…を続けてるフロンターレはすごい。

故・野村克也監督が江戸時代の大名、松浦静山の剣術書の一文から引用した『勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし』。

負けるときには必ず何か負ける要素があり、勝ったときも全てが完璧ではない。勝った時こそ慢心せずに負けに繋がる要素を見つけ修正する。

今の川崎はまさにそれですよね。

プリンスの相方は、キングか、天才か、タイのメッシか

川崎フロンターレのインサイドハーフは天才が揃い過ぎていますね…。

チャナティップが出場停止の状況で先発したのは天才・小塚和季。

そして、大島僚太がサブに復活し、脇坂泰斗の代わりにけったCKで先制点をアシスト。

  1. プリンス…脇坂泰斗
  2. キング…大島僚太
  3. 天才…小塚和季
  4. タイのメッシ…チャナティップ

この4人の中から2人しか出せないのは大変だな…。

リーグ戦も過密日程になるし、ACLもあるし、日本代表で抜ける谷口彰悟、山根視来の疲れとかも考えると組み合わせが変わるのかもしれないけど…それでも素晴らしい選手がここまでそろっているのは川崎フロンターレにとって嬉しい悲鳴。

小塚和季がフィットし始めたし、大島僚太が復帰したけど、それでも今年の脇坂泰斗がポジションを譲るとは思えないぐらい素晴らしいので…脇坂泰斗の相方を3人で回す…という感じになるのかなーと予想しています。

アンカーは松井が出てくるまではわからないけど、5人いる橘田健人か、ジョアン・シミッチかになるんですよね。

いやー、嬉しい悲鳴!!

まとめ

谷口彰悟は試合後のインタビューで

しっかり勝って代表に合流できるのはいいことだと思います。個人的にもチャンスだと思う。移動も長いので、もう1回コンディションに気を配りたい。とにかくW杯出場がかかった大一番なので。何が何でも勝って決めて帰ってくるという強い気持ちでやっていきたい。

と語っていましたが、本当にワールドカップの出場を決める試合で富安がいないし、谷口彰悟にとっては間違いなくチャンス!

川崎フロンターレの次の試合は4月2日のホーム・セレッソ大阪戦!

谷口彰悟、山根視来の二人にはしっかりとワールドカップ出場権を獲得して帰ってきてもらいしょう!!