中2日の川崎フロンターレ、中6日の鹿島アントラーズ…
前節完敗の川崎フロンターレ、前節快勝の鹿島アントラーズ…
前評判は鹿島アントラーズの方がよかったぐらいでしたが、それでも川崎フロンターレは強い、川崎フロンターレこそが優勝候補だ!というのを見せつける素晴らしい試合でしたね。
川崎フロンターレは強い!!
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川崎フロンターレvs鹿島アントラーズ、スタメンをいじってきた鬼さん
スタメンに佐々木旭、小林悠、知念慶とこれまで控えだったメンバーを使ってきた鬼さん。
佐々木旭は前節のマリノス戦でプロデビューして、すぐに先発だったのは素晴らしいですね。
それだけマリノス戦の出来が良かった、という判断なんだろうなー。
川崎フロンターレサポーターの間でも佐々木旭は素晴らしかった、っていう話出ていましたが…鬼木さんの評価も高かったんですね。
前節・横浜F・マリノス戦で4失点を食らい、4季ぶりの逆転負けを喫した川崎フロンターレ。
中2日の鹿島戦でも敗れるようなことがあれば、4季ぶりの2連敗という緊急事態でした。
FC東京、マリノス、鹿島アントラーズと厳しい相手が続く川崎フロンターレですが…それでも負けるわけにいかないのが王者・川崎フロンターレ。
誰が出ても強い、そういう状況を作り上げるためにスタメンをしっかりといじってきたのは本当に素晴らしいですね。そして鬼木達監督のスタメン抜擢に、メンバーがゴールという結果で満点解答!
知念慶、関川郁万のミスを誘って先制点!
厳しい試合を創造していましたが…知念慶が常に狙っていましたね。
今季初先発の知念慶が、鹿島アントラーズのCB関川郁万に激しくプレスをかけ、ボールを奪取するとそのまま左足でゴール右隅へ叩き込みました!前半開始2分、電光石火の先制点でチームに勢いを与えました!
致命的なミスを犯した関川郁万は開幕節のガンバ大阪戦で負った脳震とうから復帰したばかりでしたが…岩政監督代行の先発起用も微妙でしたね…。
2日前に合流したばかりで起用するかは迷ったみたいですが、
使う判断をしたのは自分です。脳震盪の診断を受けて、2日前に合流しました。
試合に使うかどうかは迷いました。彼にこの試合を経験させたい思いが勝りました。
結果的には僕の判断が、負けを招いたとも言えます。
この経験を彼がどう生かすのかだと思います。彼自身が乗り越えるべきだと思います。
https://www.frontale.co.jp/goto_game/2022/j_league1/02.html
と岩政さんは冷静に振り返っていましたね。同じく鹿島を代表するCBだった岩政さんが、関川に期待しているのは間違いないでしょうからね…。ミスを経験して大きくなってもらいたい選手ですね。
大卒ルーキー・佐々木旭が初先発初ゴール!アシストは山村和也!流通経済大コンビ!
いやー、流通経済大から川崎フロンターレに加入したばかりのルーキー、佐々木旭、本当に持っていますねぇ…。ゴールシーン完璧すぎて、小林悠かと思った…。
前半17分の右CK。脇坂泰斗がゴール前へ送ると、流通経済大の大先輩・山村和也が頭で競り勝った瞬間、
相手はボールウオッチャーになっていた。スペースも空いていた。
思い切って走り込んで、ボールが来たので、ふかしてもいいので思い切って振り抜こうと思った。
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と試合後に語った佐々木旭が降りぬいた左足のシュートは、ゴール上に突き刺さる追加点!
ゴール入った瞬間に小林悠や、知念慶が大喜びで抱きつきに行っているのを見ても本当に愛されてる選手なんだろうなー。佐々木旭。
佐々木旭は後半30分に足痙攣して倒れて、鈴木優磨にお姫様抱っこされそうになって交代。
谷口彰悟に『いいからいいから!外に開いて!!』みたいな感じでジェスチャーされてたり、最後の方足がつってうまくプレーできていなかったところとかあったので、まだ新人なんだよなーって思いましたが…それでもゴールを差し引いても十分合格点でしょうね!!
交代前まで本当に余力を残さない戦い方で好感を持てましたよね…。素晴らしかった。
鹿島アントラーズ戦13試合連続無敗、リーグ3連覇へ難敵撃破!
前節2-4で負けた後に、連敗したら川崎今年大丈夫か?ってなる1戦で、前半のサッカーは満点でしたね。
鹿島アントラーズ相手に何もさせなかったし、後半相手がメンバーを代えてきて、ポジションも変えてきた結果、20分ぐらいまで防戦一方でしたが、それでも粘り強く守りきり完封勝利。
鬼木達監督も試合後のインタビューで
まず自分たちは中2日の難しい期間の調整でした。選手たちはそれを感じさせないぐらいの戦いをしてくれました。
その結果が、前半の2点だったと思います。それが今日のゲームに影響したと思います。
欲を言えば、3点目を取れたら、より良くなると思います。
そこは浦和戦に向けた課題です。
選手にも感謝しますし、アウェイのカシマスタジアムという非常に難しい戦いのところで、多くのサポーターが駆けつけてくれました。フロンターレのサポーターにも感謝します。
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と語るなど、気合で勝ち切ってくれた素晴らしい試合でしたね。
これで鹿島アントラーズ戦は2016年から13試合連続無敗(9勝4分)。
さらに、メルカリ小泉社長が16,000人無料招待して、27,000人も入った試合で、鹿島アントラーズより川崎フロンターレは強いんだ!!っていうのを見せつけることができたのは大きい。
初めてサッカーを見る人がいたとしたら川崎フロンターレのサポーターになってくれたかもしれないですしね。
こういう試合で勝ち切るのが大事。
鬼木達監督のインタビューの締めの言葉がすべて。
気持ちの勝負だと話していた中で、それを全面に出すことで勝利ができた。
そこは選手にも自信になってほしいと思います。
やるべきことをやれば自分たちは勝っていける。
勝負ごとなので勝つこともあれば、負けることもあると思っています。
そういう意味では、これからも難しいゲームはあると思います。
前節もそうですが、負けが全てダメではない。
負けたとしても進歩していれば、最終的には34節が終わった時に良い結果につながると思っています。
前節の負けは勉強になったと思っています。
引き続き、一喜一憂せずに次のゲームに向かいたいと思います。
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やるべきことをやって最後の最後に優勝しましょう!!
川崎フロンターレは強い!!