この5連戦が川崎フロンターレの正念場であることは間違いないですが…徳島との試合で光明が見えてきたのも事実。
旗手怜央が戻ってきたのと、マルシーニョが試合に出られたのが大きいよね。
ブラジル人は本当に本番に強いですよねぇ。
さぁ、次の相手は難敵・鹿島アントラーズ。
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川崎フロンターレvs鹿島アントラーズマッチプレビュー
9月22日に行われるアウェイゲーム鹿島アントラーズ戦。
鹿島との試合は2018年9月9日のルヴァンカップで負けて以来、9戦負けなし(5勝4分)。
ですが…そんなの関係ないぐらい鹿島はいつまでたっても強い相手ですからね。
川崎フロンターレにとっては5連戦の2戦目。きつい日程ではありますが、全員でいいサッカーをして勝ち切りたいよね。
ACLで敗退してすぐに行われた徳島との試合は3-1勝利でしたが、試合序盤は苦しめられていた部分もありましたし、ボール保持率は徳島のほうが上でしたしね…。
川崎フロンターレがやりたいサッカーをできていたか、というとまだまだチームとしてやることは多そう。
鹿島アントラーズ戦に対して鬼木達監督は、
大きなポイントになるゲーム。自分たちにとって5連戦は過密だが、ここが勝負だと思っている。そこに全力を注がないわけにはいかない。疲れやコンディションは言い訳にせずに戦いたい。
と強い意気込みを示していました。
この鹿島アントラーズとの試合に勝てば、2位の横浜Fマリノスとの勝ち点差を7に広げるチャンスですが…あんまり2位との試合差とかは関係ないんだよなー。
1戦必勝で勝ち切ることが大事。
拮抗したゲームになることは間違いないので…ここで全員がやるべきことをしっかりとやって、勝利をおさめることが大事ですよね。
川崎フロンターレはメンバーを変えてくるかなと。蔚山との試合と同じメンバー+旗手怜央…っていうスタートになるんじゃないかなー。
GK…ソンリョン
DF…ノボリ、山村、ジェジエウ、山根
MF…シミッチ、旗手、脇坂
FW…宮城、ダミアン、家長
これでサブに小林悠、橘田、マルシーニョがいるんだもんな。簡単には負けないでしょうね。
川崎フロンターレはマルシーニョの怪我の具合がポイントになると思いますが、そこまで大きな怪我ではなさそうなのでよかったなと。後半途中から出てきて爆発してもらいたい。
鹿島のキープレイヤーは、上田綺世と、荒木遼太郎だろうなー。
上田綺世は体の使い方がホントにうまいですよね…。
なかなか日本人ではいないシュートセンスを持っているイメージ。
代表で応援する分には頼もしいんだけど、対峙する分には怖い選手ですよね…。
もう一人のキープレイヤー、荒木遼太郎は19歳シーズンでの2ケタ得点へあと1点。
19歳シーズンでの2ケタ得点となれば、1994年の城彰二以来(33試合12得点)。
荒木の今季の9得点のうち、8得点がホーム・カシマスタジアムでの得点ですからね…。
川崎フロンターレとのホームゲームも燃えているみたいですね。
ホームで試合する時の方がサポーターがたくさんいる。自分のモチベーションも上がりますし、試合前のテンションもそうですし。サポーターのおかげだと思う。
と川崎フロンターレ戦に臨むみたいなので…しっかりと若手プレイヤーにも川崎フロンターレへの苦手意識を植え付けて勝ち切りたいですよね。
けが人が戻ってきていることがプラス材料
けが人が少しずつ戻ってきていることもあり、鬼木達監督のオンライン取材対応も前向きですねぇ。
徳島戦では、旗手怜央が8月25日の福岡戦以来の復帰。
現在怪我で離脱しているのは谷口彰悟、車屋紳太郎、大島僚太。
2つのタイトルがなくなった現状であっても、チーム自体が弱くなってしまったわけではないと思っています。
ルヴァンカップも3-3ドローでアウェイゴール差で敗退、ACLも0-0でPK戦敗退と、敗退したものの敗戦したわけではない(もちろんレギュレーション上敗退したことが大きいとはわかっていますが…)ので、そこの1歩の差が今怪我しているメンバーが帰ってくるで埋まると思っています。
鬼木達監督も
少しずつ良くなってきていて、少しずつやれることが増えてきている。
とけが人が戻ってきている練習状況を明かしており、
ポジティブな材料になる。怜央が復帰したように、1試合ずつ誰かが復帰してくれれば。
と期待していました。
もちろん3人とも素晴らしい選手なんですが…中でも谷口彰悟が帰ってくればまた1つチーム力が上がると思っているので、鹿島戦で谷口彰悟帰ってきたら大きいですよね…。
鹿島戦で間に合わなくてもこの5連戦で1人でも帰ってくれば…。
マルシーニョは父親含めフラメンゴファン!ジーコの作った鹿島との試合燃えてますね。
マルシーニョはインタビューで次の試合が鹿島アントラーズということに対して、
もちろんジーコのことはよく知っています。
ブラジルで歴史を作った人ですし、僕は小さい頃からフラメンゴのファンで、お父さんもそうなんです。
だから、ジーコのクラブと対戦することをお父さんも喜んでいます。
試合に出られるならスタートからであろうと途中からであろうと、チームのために必ず勝利を収められるように戦いたいと思います。
と憧れのジーコが築き上げたクラブ、鹿島アントラーズ戦にむけて気合入っている様子でした。
俊足のドリブラーという以外、どれぐらいJリーグで活躍できるのか、というのはわからないまま送り出したピッチで、躍動したマルシーニョ。
徳島との試合での躍動はチームに大きなプラスをもたらしてくれました。
ここでマルシーニョが親子2代でファンのジーコがそのスピリットを注ぎこんだ鹿島アントラーズとの試合。
ジーコもこの試合を気にしていると思いますので…その試合で活躍して、ジーコに名前覚えてもらったら嬉しいですよね。
鹿島アントラーズとの試合は名勝負になること間違いなしなので…川崎フロンターレがJ1逃げ切り優勝するためにも、この1戦勝ち切ってもらいたいですね!!