天皇杯4回戦が18日に行われて、川崎フロンターレは2-1で清水エスパルスを下しました!
延長戦、PK戦が続いていた天皇杯ですが、90分以内に勝ち切れたのは本当に良かったなと!
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相手GKをビッグセーバー化する川崎フロンターレ攻撃陣
前回大会はベスト4からだったので、しっかりと勝ち進んでベスト8になるのは嬉しいですね。
ただ、リーグ戦前節の柏レイソル戦もそうですし、今回の清水エスパルス戦もそうなんですが戦う相手GKがビッグセーバーになりがちですよね…。
小林悠、脇坂泰斗が5本、宮城天、旗手怜央が2本シュート打っており、それ以外は山根、谷口、小塚、遠野、ダミアンが1本ずつ打ったという記録になっており、そもそも川崎フロンターレが打ちまくるからというのはあるんですが…この試合も20本近く打って2点。
もちろん北九州でブレイクした清水のGK永井堅梧がビッグセーブを連発したのもあるんですが、なかなか点が取れなくなっていますねー。
相手DFのポジショニングもペナルティエリアの外からのシュートならある程度捨てる、というのが川崎フロンターレ対策としてどのチームも徹底してきている気がします。
小林悠のPKと、レアンドロ・ダミアンのヘディングでの2点のみで物足りないものはあるとはいえ、カップ戦は勝ち切ることが大事ですからねー。
それができたのだけでもよしとしましょう!
ダミアンのヘッドの前のバックステップはワールドクラス
立田がTwitterで清水エスパルスサポーターから結構文句言われていますが…PKを与えたプレーはだめですが、レアンドロ・ダミアンのヘディングは、あれだれが止められんのよ…。
あれが止められるのは、日本人ではいないんじゃない?たぶんJリーグで止められるのジェジエウぐらいだよ。谷口やら、山村、車屋もたぶん止められないよ…。
あまりに清水エスパルスのサポーターからの立田への叱咤激励が強すぎて、心折れないといいなぁと思います。
もちろん期待値の表れなんだろうけど、権田もDMで直接文句が来るのは清水のサポーターが初めてと言っていたし、サッカー王国清水として、サッカーに対しての強い気持ちがあるんだろうけど、自分たちの選手のやる気をそいでいってはだめなんじゃないかなーと他サポながら思うわけです。
しかし、旗手怜央の縦への突破からのクロスと、バックステップしながら合わせるヘディングは凄すぎたな…。
なぜこの夏の移籍で、田中碧、三笘薫とともにレアンドロ・ダミアンがもう一度世界に行かなかったのか、本当に不思議だわ。
旗手怜央のポリバレント性は凄すぎる。
そして、田中碧、三笘薫の移籍で一番気合入っているのは、旗手怜央でしょうね。
やっぱり誰かが奮闘してやらないといけない。それが一緒に五輪を経験した僕でもある。
という、旗手怜央の気持ちが入ったラストパスだったなー。
後半29分に左足クロスで決勝点をアシスト。
サイドバックをやって、縦に仕掛けてクロスを上げたのはおそらく初
と本人も言っていましたが、あそこで縦に仕掛けられるようになったのは素晴らしいですよね。
三笘薫みたいなプレーだったし、パスの精度は長谷川竜也みたいだった。
きのうの試合見ながら、あれ?旗手4人ぐらいいる?って思いましたもんね…w
てか谷口彰悟の負傷退場ばっかり話題になるけど、旗手怜央も踏まれていたり、足首ひねっていたはずなんだけどな…。気のせいかな…。
谷口彰悟の怪我の具合が心配…
そして、せっかくアンカーで計算できるようになってきたのに、というところで怪我してしまった谷口彰悟が本当に悔しそうだったな…。
一回は戻ったものの、続けることができずに離脱。
中村憲剛が、もともとトップ下の選手だったのに、関塚隆監督に見いだされてボランチでブレイク⇒晩年は攻撃に専念しろと風間八宏監督の下でトップ下、インサイドハーフとして再度レベルアップしたように、谷口彰悟がボランチで川崎フロンターレに入団し、CBとしてブレイク、代表にも選ばれて、そして今ボランチで攻撃をけん引する…というのは素晴らしいからな…。
川崎フロンターレ・バンディエラの系譜というか、血脈というか。本当に素晴らしい。
あんまり思い怪我でないと嬉しいし、1日でも早い復活を願うけど…山村、車屋、ジェジエウが揃ってる今でよかった。
アンカーにはシミッチという王様がいて、橘田もできる。
そうやってカバーできる選手がたくさんいるのが今の川崎フロンターレ。
左サイドは三笘が海外に移籍しても宮城と竜也がいるし、田中碧はインサイドハーフだからそもそも川崎フロンターレのメンバーは変わりがたくさんいる激戦区だし。
代わりがどんどん出てくるチーム。
昨日水沼さんが解説で、宮城も出てくるのかー、って言っていましたがその通り。
それだけ層が暑いってことですからね。
天皇杯ベスト”9”が決定。
天皇杯ベスト9が決まりました。
川崎フロンターレ
セレッソ大阪
浦和レッズ
名古屋グランパス
大分トリニータ
鹿島アントラーズ
のJ1勢に加えて、
ジュビロ磐田
が唯一J2から残りました。
ベスト9と書いたのはベスト8の残り1試合がまだ終わっていないから。
ガンバ大阪vs湘南ベルマーレの勝者がベスト8進出となります。
ということでベスト9のうち8チームがJ1ということになりましたね…。
天皇杯連覇へ向けて、川崎フロンターレはだれが相手でも勝ち切るのみですが…。
J1では19勝5分けで24戦無敗で首位。
ACLでも1次リーグを6戦全勝で突破。
天皇杯もこれでベスト8。
ルヴァンカップはベスト8から参加になるので…全ての大会でしっかりと結果を出しています。
鬼木達監督は名将だよな…。
本当に素晴らしい結果を生んでいます。
全ての大会で無敗継続中なので、無敗優勝とか、年間無敗とかの記事まで出始めましたが…鬼木達監督はそんな記録を目指さずに、1つ1つの試合を勝つことだけを考えているんだろうな…。
1戦必勝で結果的に4つのタイトル全て取れたら最高ですね。