板倉滉は本当にすごいですよね…。
2017年に書いたブログで、三好康児より世界基準になれる可能性がある、と書いた板倉滉ですが…ここまですごいとは思ってなかったな…。
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板倉滉がエールディビジ全34試合フル出場の偉業達成!
5月16日に開催されたオランダ・エールディビジの最終節(34節)で、フローニンヘン(7位)の日本代表DF板倉滉が偉業を達成!
板倉は今季、フローニンゲンの不動のCBとして活躍し、最終節は五輪代表候補の中山雄太が所属するズウォーレ(13位)とのアウェイゲームで、板倉滉の不運なオウンゴールで敗戦したもののフル出場達成。
開幕から全34試合フルタイム出場(3060分)を達成は…すごすぎる。地元メディアから「マラソン・マン」と称えられているという報道もありましたし、まさに鉄人。
所属するフローニンゲンは7位となり、板倉滉は勝ち点50獲得に貢献しましたからね。来シーズン、フローニンゲンに残るのか、ほかのリーグに行くのかはわかりせんが、本当に素晴らしい活躍ですよね。
マンチェスターシティに戻るのはなかなか難しいんだろうけど…。
フローニンゲンは、来季から始まる欧州カンファレンスリーグの予選2回戦への出場権を懸け、5~8位によるプレーオフに回ります。
フローニンゲンは6位ユトレヒトと対戦し、ここに勝てば、次は5位フェイエノールトvs8位スパルタの勝者との対戦となります。
本当にすごいことです!五輪代表の活動もあったのに!
体調管理をしっかりとやってきたからこそだし、チームの協力もあったと思うんですよね。本当に感謝ですね。
エールディビジのフィールドプレイヤーでは2人のみ、フローニンゲンのフィールドプレイヤーでは今世紀3人目
今シーズンのエールディビジのフィールドプレーヤーでは、菅原由勢がプレーするAZのオランダ代表DFオーウェン・ヴァインダルと板倉滉の2人だけ。
フローニンゲンのフィールドプレーヤーでは今世紀わずか3人目の快挙。
2011/12シーズンにはセルビア代表DFドゥシャン・タディッチ(現アヤックス)
2014/15シーズンにはDFエリック・ボテギン(現フェイエノールト)
と、今シーズンのエールディビジ1位のアヤックスのドゥシャン・タディッチ、エールディビジ5位のフェイエノールトのエリック・ボテギンに次いで3人目。
『FCUPDATE』によるエールディビジベスト11に選出
現地メディアの『FCUPDATE』はエールディビジのベスト11を発表。
アヤックスのダフィ・クラーセン、26ゴールで得点王となったVVVのギオルゴス・ギアクマキスらとともに、板倉滉がCB部門で選出。
この2シーズンで、日本人DFは自分自身の力でスポットライトに当たってきた。オーウェン・ヴァインダル(AZ)とともに、今シーズンで1分も欠場しなかったフィールドプレーヤー。
守備的にまわることが多いフローニンヘンにおいて、2019年にマンCと契約し、レンタルで加入したこのプレーヤーにチームが頼る機会は多かった。
彼は波打ち際の岩のような存在であり、最終節で犯したたったひとつのミス(OG)が際立つのは、彼が堅実に力を発揮し続けた結果だと言えるだろう。
と高い評価を受けていましたね!本当に嬉しい限り。
フローニンゲンのサポーターからもチームに残留してほしいという声が出ているそうです。
今年の夏にフローニンゲンとのレンタル契約は切れます
板倉滉はどこに行く…。
今夏にフローニンゲンとのレンタル契約が切れる板倉滉。
シーズンフル出場に加えて、時差もあってきついだろうに、五輪代表の試合も出て活躍している状況は手放しで評価したいですよね。
ただ、まだまだ世界的な選手の第一歩ですからね。ここからどんどんレベルアップしていくはず!
板倉滉は川崎フロンターレの下部組織で学んだ足元の技術があって、ロングフィードも正確に蹴りだせる。
そして、フローニンゲンでの試合経験を積んで、ハードな守備もできるし、上背もある素晴らしい選手。
フローニンゲンではCBですが、本人がやりたいのはボランチなんじゃないかなーとは思うので、CB、ボランチ両方でレベルアップをしてどこでも守れる選手になっていってほしいですね。
ここから世界基準の選手になるまでずっと見守っていきたいですよね。
いつか将来シティで見たい…って期待しちゃうよね…。
プレーオフもしっかりと頑張ってください!