2011年から一気に盟友になったベガルタ仙台。
2013年8月3日のアウェイでの対戦以降、実は敗戦していないため、川崎フロンターレの方が有利と考えると人が多いイメージのこの試合。
まぁ、2021年1度も負けてない川崎フロンターレ(13勝2分)と、いまだ勝ち点6のベガルタ仙台(1勝3分8敗)と比較すると川崎フロンターレ有利…と考える人は多いと思いますが…勝ち点差の通りに試合が行われるとは限らないのがこの対戦。
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盟友との試合はスコア予想がいつもつかない。
川崎フロンターレからみてベガルタ仙台はつかみどころのないお得意様という感じ。
通算成績は13勝7分3敗。ホームでは8勝2分1敗(震災後の2011の1-2逆転負けが唯一の敗戦)、アウェイでは5勝5分2敗と、ベガルタ仙台には勝ち越しています。
そして、2021年第2節、アウェイですでに対戦済みで5-1勝利。
4点取られてから上原に1点を返されて…旗手が5点目を決めてという試合でした。
さぁホームゲームではどうなるかなー。勝ち点3を取りたいですが…この試合はお互い、スコアレスがなかなかないんですよねー。
J1での過去23回の対戦でスコアレスドローはたった3試合。
川崎フロンターレが無得点で終わったのはその3試合のみです。
ベガルタ仙台が無得点で終わったのは8試合と対戦成績の結果の通り、川崎フロンターレよりはやはり多くなるんですが、ベガルタ仙台が2得点以上の試合は無得点の試合を上回る10試合あります。
ちなみに結構な打ち合いゲームがあるこの試合。
2020年はアウェイで3-2、しかも2点先制されてから逆転弾を決めたこの試合がありましたよね。
この日の小林悠のゴールでジュニーニョに得点数が並びました。
2019年8月17日のアウェイでは2-2のドロー。
1-0から逆転されて1-2になったこの試合、なんとか長谷川竜也が決めて勝ち点1をゲットしたものの…という試合でしたよね…。
さらに初優勝を決めた2017年の等々力の3-2は記憶に残っている人も多いのではないでしょうか?
この試合の大逆転劇は素晴らしかったですよね…。これがなければ優勝してなかったもんな…。
というように打ち合いになることが多いこの試合。
2015年4月のアウェイも3-2で勝利、2013年4月のホームも4-2、2012年5月のホームも3-2、2010年8月のホームも3-2…。
どうなるかわからない試合が多いイメージですよね。
疲れの見えるメンバーをどう変えてくるのか?
川崎フロンターレはガンバ大阪にしっかりと2-0勝利。
次の試合で負けなければJ1リーグ連続無敗記録に並びます。
本当に川崎フロンターレは簡単には負けなくなったなぁ…と感嘆しちゃうんですが、とはいえ、主要メンバーに疲れが見えているんですよね…。
他チームのサポーターからサブとスタメンの差は少ないと考えられている川崎フロンターレですが、やっぱり同じ戦力がいるわけでは当然ないので…その小さいようで大きい差が試合展開に影響しているのも事実。
川崎フロンターレ2021年ベストメンバーを考える
川崎フロンターレのポジション別先発数を見ていくと…15試合目にしてスタメンはほぼ決まってきましたね。
GKはソンリョンが11試合、丹野が4試合。
CBはジェジエウ、谷口彰悟が12試合ずつ出場、車屋が4試合、山村が2試合。
左SBは旗手が8試合、ノボリが6試合、車屋が1試合。
右SBは山根が15試合。
アンカーはシミッチが13試合、田中碧が2試合。
IHは田中碧が12試合、脇坂が11試合、旗手が3試合、遠野、橘田が1試合。
左ウィングは三笘が9試合、竜也が6試合。
右ウィングは家長が11試合、悠が3試合、遠野が1試合。
CFはレアンドロダミアンが12試合、悠が2試合、知念が1試合。
先発出場がない選手で試合に出ているのは小塚のみ(サブで2試合出場)。
黄色いカラーを付けたのが鬼木さんが選んでいる今シーズンのベストメンバー。
左サイドバックだけはノボリが帰ってきているので旗手先発で…とはならない感じですかね。
大幅なターンオーバーがあってもおかしくないとは思っていますが、試合に絡めていないメンバーをいきなり先発、というのは難しいと思うので…まずは小塚、知念はここでポジションをしっかりと確保してもらいたいなと。
ゼインと宮城天、神谷そろそろ見たいなぁ・・・。
ベガルタ仙台戦予想スタメン(希望満載)
GKはソンリョン
DFは左からノボリ、車屋、谷口、ゼイン
MFはシミッチ、橘田、小塚
FWは竜也、知念、家長
って感じでどうでしょう…。さすがにゼインはいきなりすぎるか…。
右FW宮城天でも最高だけどね…。
なかなか難しいよなー。
ベガルタ仙台は新外国人がチームトレーニングに合流!
サントスからレンタルにより加入したブラジル人FWフェリペ・カルドーゾがチームのトレーニングに合流していますね。
フェリペ・カルドーゾは先月末に来日すると、Jリーグが定めた新型コロナウイルス感染拡大防止の追加的防疫措置として14日間の待機期間を終えてチームに合流。
新外国人が加入してからどのチームも全く違う戦い方を見せてくるはず、というのはレアンドロダミアンが言っていましたが…ベガルタ仙台の新外国人がいきなり川崎フロンターレ戦で先発、という可能性もなくはないですよね。
カルドーゾの合流で、ここまでのリーグ戦でわずか8得点しかあげられてない現状を打開したいところですよね。
ベガルタ仙台は前節浦和レッズ戦で、苦手なアウェイでまたも敗戦。
敵地でのリーグ通算対戦成績は0勝4分12敗(J2の浦和駒場での2試合含む)。
ただ、下を向いている暇はないですからね…。今年は4チーム降格するという状況ですから…どんな試合も勝ち点3を狙って戦っていかないといけないのは事実。
ベガルタ仙台の西村は
相手が川崎だから、とかそういうメンタルはいらない。食らいついていく。
と浦和レッズの試合後に言葉を絞り出していましたしね。
手負いのベガルタ仙台をどういなせるか、どうやって勝ち点3を取れるか、というのが川崎フロンターレにとって課題になりそうです。
ベガルタ仙台戦はホームだから当然ホームユニだけど、ガンバ大阪との試合でも思ったけど、今シーズンのユニフォームやっぱりアウェイがかっこいいよなぁ・・・。