ベルギーリーグのプレーオフなんて、三好康児がいるから調べましたが…そうじゃなかったら一生知らなかったんだろうな…。
三好康児は移籍先にどこを選ぶんだろうなー。
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三好康児ロイヤルアントワープ退団か?
川崎フロンターレアカデミー史上最高傑作、三好康児がアントワープから移籍する可能性があるという報道が出ましたね。
ベルギー1部、ジュピラー・プロ・リーグのロイヤル・アントワープから今夏退団する可能性があると、ベルギー紙『Gazet van Antwerpen』が報じました。
三好康児は2019年夏にアントワープへレンタル加入すると、1年目は負傷もありつつリーグ戦14試合の出場にとどまったものの、アントワープが買い取りオプション行使し、2023年6月までの新契約を締結していました。
2020年夏から始まった今シーズン、前半は右サイドで先発起用され、ヨーロッパリーグのグループステージでも5試合先発出場するなど活躍していましたが、2021年に入ると試合出場機会が減少。
リーグ戦で18試合に出場して2ゴール1アシストを記録したものの、移籍先をどう考えるか…というところになっています。
ベルギーの『Het Nieuwsblad』にアントワープに残留するかを問われた三好は
分からない。僕にとってアントワープは、ヨーロッパを冒険するうえで最初の目的地だと考えている。夏になって次のステップに進むかどうかは、その時になってみないと分からない。いまはここで自分の能力を証明したいと思っている。
と語っていました。
イスラエル代表MFリオル・ラファエロフがプレーオフ直前にアンデルレヒトへの今夏移籍が決定。
実は三好康児にとって今はチャンスが巡ってきているんですよね。
三好は今年に入ってから、監督交代や新型コロナウイルス感染によって試合出場時間は100分程度に留まり、なかなかチャンスが巡ってこなかったんですが…イスラエル代表MFリオル・ラファエロフがプレーオフ直前にアンデルレヒトへの今夏移籍が決定したんですよね。
ラファエロフは、レギュラーシーズンでは33試合9ゴール8アシストを記録していた主軸。
ラファエロフは2020年にはベルギーカップ優勝の立役者だし、UEFAヨーロッパリーグのトッテナム戦では大金星へと導く決勝点を挙げたエース。
2020年のベルギーリーグの最優秀選手に贈られる「ゴールデンシューズ」を獲得した選手ですからね。
その彼が離脱することが確定して、プレーオフに出られなくなったため、三好康児がその代役に抜擢され、プレーオフで3か月半ぶりに先発出場となりました。
さらに、もう1試合行われたアンデルレヒト戦でもフル出場を果たしていました。
プレーオフ残り4試合で結果を残すことで新たな移籍先を模索するか、アントワープで来季もプレーするかというのは検討することなりそうですね。
ベルギーリーグのプレーオフは独特ですよね…。
ベルギーリーグは34試合終了後、上位4チームはリーグ優勝とチャンピオンズリーグ、ヨーロッパカンファレンスリーグへの出場権を争うチャンピオンシッププレーオフとして2回戦総当たりのリーグ戦で戦います。
プレーオフはレギュラーシーズンで獲得した勝ち点の半分を持ち越した状態で開始されるんですよね。
- 1位…クラブ・ブルージュ リーグ勝ち点76
- 2位…アントワープ リーグ勝ち点60
- 3位…アンデルレヒト リーグ勝ち点58
- 4位…RCゲンク リーグ勝ち点56
この4チームがプレーオフに参加中。
現在、プレーオフ6試合中2試合が終わり、
- クラブ・ブルージュ 1分1敗
- アントワープ 1分1敗
- アンデルレヒト 2分
- RCゲンク 2勝
と複雑になってきました…。
クラブ・ブルージュが大きなリードをしているので優勝はほとんど決まりだと思っているんですけどねー。
三好の今後が気になりますが、まずはプレーオフ残り4試合しっかりと勝ち点を稼いでもらいたいですね!!