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浅野拓磨が給与未払い等でセルビア1部パルチザンとの契約を解除も、クラブはFIFAへの提訴検討。すごい展開。

日本人初の欧州リーグ得点王か?っていう話題だったのに、4月末に浅野拓磨放出か?って報道されて、5月頭に契約解除になるとは思っていなかったな…。

浅野拓磨が給与未払い等でセルビア1部パルチザンとの契約を解除

地元メディアは、今後は外国籍選手から敬遠されてしまうって嘆いていますね。

そりゃそうだよな…。給与がちゃんと払われるかわからないっていうチームに入りたいと思わないもんね…。

日本代表FW浅野拓磨かなり調子よかったんですが、セルビア1部パルチザンとの契約を解除したことを電撃発表しました。

この決断をするにあたり、凄く悩みましたがクラブによる度重なる給与等の未払い(今現在も相当額の未払いがあります)、またそれに対する不誠実な対応によりクラブからのリスペクトを感じられなくなってしまった事がこの決断の理由です。

https://lineblog.me/asano_takuma/archives/9447541.html

とブログに書いてありましたね。

今シーズンはここまで欧州1部リーグで日本人最多となる18ゴール。

欧州リーグでの日本人初の得点王も可能性あったんですけどね…。そんな中の退団となりました。

FIFA規約では2か月以上の給料未払いの場合書面通知の上、契約解除の権利あり

FIFA規約ではクラブ側に2カ月以上の給料未払いがあった場合、選手は書面で15日以内に義務を果たすべき旨を通知でき、それでも満たされない場合は契約解除できる権利が認められています。

今回の浅野拓磨のケースが何カ月に及んだかは不明ではあるものの、4月末にパルチザンは深刻な財政難に陥っていると報道があったこともあり、長期にわたって続いていた可能性がありますよね。

どのクラブもきついんだろうけど…せっかく得点王の可能性がある中で、それでもでなければいけなくなるというのは哀しいですよね…。

契約解除が正式に認められれば、次の移籍には移籍金が発生しないため、魅力的な存在となりますよね。

争奪戦の可能性もありそう。

浅野拓磨本人は、

まだ全て決めたわけではないですが、もし移籍するのなら、もちろん自分のキャリアにとって前進にしたいと思っています。夢は5大リーグのどこかでプレーすることですが、どうなるかは分かりません。

と語っていたので、5大リーグに行ってほしいなぁ。

パルチザンは不当な退団と契約違反とし法的手段をとることを宣言

契約解除を発表した浅野の行動に対して、パルチザンは声明で

根拠のない退団と契約条項の違反により、すべての法的手段を取り、FIFAの管轄機関に対して訴訟を起こします。

と強調していましたが、地元メディア「B92」は浅野の年俸は60万ユーロ(約7900万円)で、訴訟の場合にパルチザンが勝てるか疑問と指摘していました。

この訴訟に敗訴すれば来季の報酬支払いが必要になることや、今夏の放出で見込んでいた移籍金500万ユーロ(約6億6000万円)も失うことになるとのことで、どちらにしろ給料未払いチームとしての評判に加えて、訴訟の結果次第ではパルチザンに入ろうとする選手がいなくなる可能性がありますよね。

両者の主張がかなり異なるのですが、給料未払いとかは、根拠がありそうですし、ここで浅野拓磨側が反証すればパルチザンに行きたい選手はいなくなってしまいますよね…。

落としどころがあるのか…。

どういう結末になるのか、ちょっと注目していきたいと思います。