鬼さんがここまで言うのは珍しいと思うんだけどなー。
強気な発言が出てくるようになったのは素晴らしい。
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鬼木達監督「38分の2ではなく、必ず勝たないといけない試合」。
川崎フロンターレは、現在勝ち点3差の名古屋グランパスとの対戦。
4/29に相手の本拠地である豊田スタジムで、さらに5/4にホームの等々力で連戦。
カップ戦のホーム&アウェイみたいな展開ですよね。
鬼木達監督は
1試合ずつだと思います。先のことはまったく考えていない。
といつものコメントは言いつつも、そのうえで
こだわるべきゲームだと思っています。38分の1、2ではなくて、順位がこれだけ近いところにいる。自分たちが成長する上でも、必ず倒さないといけない相手。
と力を込めたコメント。
また試合のポイントは先制点にあるとし、
こういうゲームは気持ちだと思っています。そこは大事にしたいし、サッカーでいうと、お互い先制点は大事にしたいのでないかなと思っています。
と語っていましたね。
とはいえ、ここでの2連勝が簡単に優勝に直結するほど簡単なシーズンではないと思いますから、まずは勝ち点3を1つずつ、取っていくことが一番大事だと、レアンドロダミアンは話していましたけどね。
鬼木監督が語る38分の1、2ではないって言葉も、大きいですが、各チームに新外国人が加入している状況でこれからどうなるかわかりませんからね。
1戦必勝の姿勢は変わらないでしょうね。
まだまだシーズン序盤、何が起こるかわからない。
どうしてもメディアも、サポーターも、相手をどうやって倒すか、ここで負けたら終わりとしてしまいますが…これはリーグ戦でカップ戦ではないですからね。
レアンドロダミアンも
選手として重要な試合に参加できることはうれしく思います。今シーズンを占う試合になるかもしれませんが、シーズンは長いですから、何があるか分かりません。意識をせずに目の前の試合にいままで通り集中したいと思います。
と言っていました。何が起こるか分からない、とする最大の理由は、各クラブに入国待機期間を終えた新外国籍選手が続々と加わっていますからね。
鹿島のピトゥカだったり…
サガン鳥栖の2人だったり…
浦和レッズのイケメン、キャスパー・ユンカーだったり…
とどんどん来日選手が、2週間の隔離期間を終えてチームに合流していますからね。どんどんサッカーが変わってくるはず。
レアンドロダミアンは、
ここから違うリーグになってくると思います。数々の外国人選手が合流し始めて、チームとして違う形になるところもあります。ここから違ったシーズンが始まります。上位陣だけではなく、下位チームでも成長して上がってくるでしょう。またより難しいシーズンになるのではないでしょうか。
と語っています。
だからこそ、この試合だけが重要ではなく、全試合が重要だというのが元セレソンで今シーズン7ゴール6アシストと調子のいいダミアンの言葉なんでしょうね。
名古屋のこと以上に、自分たちがどれだけできるかですから、そのスタイルに注目していきたいと思います。
他チームには絶望のコメントになりそうですが…家長昭博はまだまだ本調子ではないって言っていますしねー。
ゴールが入っているというのは、周りの基準ではあると思う。自分の基準的には、まだそんなに体も動き出していないし、そこまで良い状態ではないのかな、というのはある。
とまだベストでない状態にあることを明かしていました。
ちょっとずつ自分のイメージした動きとか、プレーだとかというのは、していけるようにやれればなとは思います。
と語っていました。
2020年初黒星の相手、名古屋グランパス。初黒星の場所豊田スタジアム
去年圧倒的な強さで2年ぶり3度目のリーグ制覇を飾った202シーズン。
しかし、全勝したわけではなく、勝ち点1すら奪えずに敗戦したゲームが3つもあります。
北海道コンサドーレ札幌、大分トリニータ、そして名古屋グランパス!!
その敗戦の舞台となったのはくしくも今回と同じく豊田スタジアム。
サガン鳥栖との開幕戦で引分になり、コロナでリーグ中断して、再開から10連勝で迎えた試合でしたよね。
その試合は0-1で敗戦。
この試合でシーズン初黒星となりましたよね…。
もちろん、その敗戦がきっかけになり、その後同一シーズン内でさらなる連勝記録を作って、最終的には記録ずくめの優勝をしたんですが…負けた記憶は残っているし、負けた相手へのリベンジに優勝したかどうかは関係ないですからね!!
最強のホコ・川崎フロンターレvs最強のタテ・名古屋グランパス
2位のグランパスと、首位の川崎との勝ち点差は「3」。
2連戦の直接対決で連勝した方が優勝に大きく近づく…そんなゲームが5月の序盤に終わってしまうのは何とも言えないですが…川崎フロンターレが2連勝で終わることができれば連覇が見えてきます。
2020年、リーグ最多88得点の川崎フロンターレに対し、名古屋グランパスはリーグ最少の28失点。
2021年もともに12試合終わって、リーグ最多の30得点の川崎フロンターレに対し、リーグ最少の3失点の名古屋グランパス。
ほこたて対決は継続となりますねー。
最強のホコでどれだけ相手の盾を壊せるか。
家長昭博も
守備が堅いと言ってしまうと簡単なんですけど、全員の意思統一がとれているチーム。攻守にコンパクトで、良いチームだなと客観的に観て思う。チームの雰囲気も良さそうですし、結果も出ている。難敵だなというのは単純に思います。
と語るなど、名古屋に対して難敵認定していましたからね。
名古屋グランパス相馬勇紀は、
決勝戦というかそういう位置づけ。しっかりと研究して、いい準備をしたい。向こうが上だとも思っていない。チーム全員で勝利をもぎ取りたい。
と語り、丸山は、
間違いなく重要な一戦にはなるけど、どのチームが相手でも謙虚にしっかり分析し、自分たちの良さを出せれば。自分たちから主動的にボールを奪いに行くこともしなければいけない。受け身になると、川崎相手だとより厳しい戦いになる。
と強く語っていました。
試合始まる前からバチバチなのは楽しいですよねー。斎藤学が試合に絡めるかも楽しみにしています。
名古屋のユニフォームの斎藤学を見たい気持ちは間違いなくありますw
もちろん勝ち点3を譲る気はないし、名古屋グランパスをしっかりと倒したいですね!