いやー、タフな試合でした…。
ホイッスルが鳴った瞬間に、ピッチに倒れているのはサンフレッチェ広島の選手たち。
いかに川崎フロンターレを倒すために、川崎フロンターレに負けないために、最後の最後まで力を振り絞ったかわかる素晴らしい試合でした。
こういう試合は勝ち負け関係なく(いやもちろん勝ったら最高だったけど)、素晴らしいものを見たなーって思いますよね。
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川崎フロンターレ開幕12戦無敗のクラブ新記録達成!

等々力陸上競技場
川崎フロンターレはこれで開幕から10勝2分。クラブ新記録達成となりました!
本当に素晴らしい記録ですね。
4/18(日)J1 第10節
広島戦 今日の #川崎フロンターレ のゴール落ち着いていたカオルとアオとヤスト。アキはそれ以上にいつものように落ち着いていました。 #Jリーグ 観るなら #DAZN( @DAZN_JPN )で!!
今からでも全部観るなら → https://t.co/b7h4NTjwR9 【広報】 #frontale pic.twitter.com/FaxvAU3HNq
— 川崎フロンターレ (@frontale_staff) April 18, 2021
去年はサガン鳥栖に開幕戦で引き分けて、そのあとコロナで延期した結果、夏に第11節が終わったんですよね。
去年第12節が終わったのは2020/8/23でしたね。
初めての敗戦を喫したのは、名古屋グランパス相手だったなぁ…。その名古屋が今年めちゃくちゃ強くて2位で追ってきているっていうのは怖い限り。
ただ、去年の開幕11戦無敗という大きな記録を、今年は12試合に伸ばしました!
前半の圧倒的な攻めから点を取れていなかったのがすべてといえばすべてですが、後半のサンフレッチェ広島のシンプルな攻撃を受け続けていたらもっともっと点を取られてもおかしくなかった試合でした。
ここで勝ち点1を拾えたことは、この後のリーグ戦を占ううえで大きいと思います。
この日の先制点は、前半38分、山根視来がナナメに走り込みシュートを打つもGKが跳ね返し…それを拾って最後は家長昭博が左足で先制ゴール。
三笘薫の幻のVAR弾もありましたし、放ったシュートは広島の4倍に上る20本。
しかし追いつかれて勝ち点1をゲットして終わってしまいました…。
鬼木監督は新記録を喜びつつも、完璧な決定機を増やさないとと語ります。
鬼木達監督のいう『もっと完璧な決定機』を増やすまでは長い道のりだな…

7番ゲート
まぁ、長いシーズン全勝は難しいと思うので、引き分けにできたのは大きいと思うのですが…鬼木監督は
5連戦目でも前半からアグレッシブに戦ってくれた。簡単に負けないというのは評価していいと思う。
と一定の評価をしつつも、
もっと完璧な決定機。『決めてください』っていうシーンをもっともっと増やさないといけない
と語りました。
ここでいうもっと完璧な決定機を増やす、というのは口でいうのとやるのでは全く難易度が違いそうだよね…
簡単に完璧な決定機を増やせるのなら38連勝しちゃいますからね。
ただ、勝利に一番貪欲なのが、勝利を一番経験している川崎フロンターレの選手たちだというのが面白い。
チョンソンリョンも試合後に
全員が悔しがっていると思う
と語っていたし、引き分けの後のタイムラインが負けた後のタイムラインと同じぐらいの悲観に満ちた感じになるのは強くなった証拠。
ただ名古屋グランパスが敗戦したため、この勝ち点1が生きる!!
後半のサンフレッチェ広島は強かった!
森島司は今シーズン初ゴールだったんですね。意外だな。
今シーズンは取れていなかったし、相手は川崎フロンターレ。
1点、2点の戦いになると思っていたので、追いつく得点を取れたのは良かった。
と喜びを口にしていました。
1点ビハインドで迎えた後半20分。
GK大迫敬介のロングキックで抜け出したFWジュニオール・サントスがDFジェジエウと入れ替わって左からカットインし、PA内に侵入。
決定的なシュートが左ポストを叩いたものの、そのこぼれ球に反応した森島司が角度のない位置から左足で押し込んで同点になりましたね。
最後の最後まで粘り強い守備で川崎フロンターレに追加点を与えなかったことは大きいし、その後も少ないながらチャンスを作れていたのは広島的にはある程度計算していた展開だったのではないでしょうか?
同点ゴールを決めた森島司は
チームで我慢できたのは大きい。
きょうは本当に苦しい戦いで、ほぼ相手のゲームだった。
とは言いつつも、
つぎにつながる試合にはできたと思う。
と勝ち点1を取れたことに及第点を与えていました。
小林悠の怪我の具合が気になる…。左脚負傷…。
小林悠の怪我の具合が気になりますよねー。
後半34分から途中出場した川崎の小林悠は43分ごろ、左太もも裏付近を手で押さえてピッチに座り込んでいました。
5人の交代枠を使い切っていたため最後までプレーしていましたが…プレーはできていませんでしたねー。
怪我の具合は発表されていませんが、ジョアン・シミッチがいない、旗手怜央がいない状況の中で、小塚和季が川崎フロンターレで初出場したのはうれしいのですが…小林悠まで怪我してしまいましたか…。
鬼木達監督は
ピッチから出ろと話をしていたが、本人が気にしながらやっている状況だった。
判断でしっかり外に出す仕事をするべきだった。
と言っていましたが、ここでプレーしたことで怪我が長引いたりしなければいいな…。
J1連続無敗記録21がうっすら見えてきましたね…。
2020年のJリーグ終盤の無敗は川崎フロンターレ5試合(3勝2分)。
そして2021年はこれまで12試合無敗(10勝2分)。
川崎フロンターレの記録は17試合連続無敗(13勝4分)。
これまでの記録は2013年5月6日に大宮アルディージャが達成した21試合連続無敗(13勝8分)。
あと4試合負けなければJ1リーグタイ記録、あと5試合負けなければJ1リーグ新記録。
その対戦相手となるのは…
4/29(アウェイ) 名古屋グランパス
5/4(ホーム) 名古屋グランパス
5/8(アウェイ) ガンバ大阪
5/12(ホーム) ベガルタ仙台
5/16(ホーム) 北海道コンサドーレ札幌
…うーん、どのチームも嫌な相手だな…。
まぁJ1リーグに簡単な相手なんかいないですからね…。
暗い話で終わっても仕方ないので…風が強くて膨らませてないマスコットたちで終わります…

ふろん太

カブレラ

ワルンタ