杉山力裕と安藤駿介の過去の出場データを全部拾ってみましたが…川崎フロンターレのJ1リーグの過去の記録を見る限り…杉山が先発、安藤がサブの試合は2試合。
そして、それが等々力陸上競技場で行われたのはたった1試合でした。
ルヴァン(当時はナビスコかな)や天皇杯を調べたわけではないので、まだあるかもしれませんが…それでも昨日の(アビスパ福岡の先発とはいえ)杉山が先発、安藤がサブっていうのはかなり珍しい試合だったんですよね…。
この記事の目次はこちら
川崎フロンターレ時代の杉山力裕が先発、安藤駿介がサブだった等々力での試合は2012年9月15日の鹿島アントラーズ戦のみ
アウェイでのゲームを含めても、川崎フロンターレ時代の杉山が先発し、その試合で安藤がサブだった試合は2試合のみ。
1試合目はタイトルの通り2012年9月15日の鹿島アントラーズ戦。
第25節ですが、第24節で当時の正GKの西部洋平がケガをして先発が杉山になった試合でしたね。
その試合は当時鹿島アントラーズのエースだった興梠慎三に前半17分までに2点取られたものの、中村憲剛のスルーパスから實藤が決めて1点取ると、後半の78分に左サイドの山越と大島僚太のコンビネーションで切れ込んみミドルシュートで同点。
そのまま試合終了となり勝ち点1を分け合う試合になりました。
2試合目は等々力ではなく、清水エスパルスのホーム、アイスタですね。
2014年5月18日の第15節、小林悠、大久保嘉人のゴールで2-0勝利。
ちなみにこの時の杉山は川崎フロンターレ最終年度でしたが、その後清水エスパルスに移籍するからなかなか運命的ですよね。
そもそも杉山って静岡県静岡市出身ですし、小さい頃のあこがれの選手は清水エスパルスのシジマール(自宅にポスターを貼っていたそうな)だし、静岡学園出身。
ですが、先発の杉山は日本平での清水エスパルス戦に臨んだんですが、試合開始前のコメントで
日本平は、プロになってから公式戦で出るのは初めて。
今年のプレシーズンマッチや、高校や中学でやったことはある。
グラウンドも奇麗で、すごくやりやすい印象がある。
とプロの公式戦として地元への凱旋を喜んでいました。その次の年から清水に移籍するとは思っていなかったでしょうね。
杉山力裕がアウェイチームの先発で等々力に凱旋するのは2015年の清水エスパルス時代以来2試合目。
杉山は昨日の試合が、アビスパでの今シーズン初のリーグ戦が古巣川崎フロンターレとの試合だったんですが…それ以前も杉山は等々力に凱旋しているんですよね。
⇒雷雨中断の川崎フロンターレ3-1アビスパ福岡。遠野大弥恩返し弾!
その試合2015年7月25日の2nd第4節。
清水エスパルスの先発GKとして凱旋しました。この試合は清水エスパルスのFWに鄭大世がいましたね。
この試合は大久保嘉人が先制し、ピーターウタカに2点取られて逆転された前半でしたが、後半に武岡優斗のゴールで追いつき、大久保嘉人のゴールで逆転勝利という疲れる試合でしたね…。
当時監督だった風間監督も、
ひと言、疲れたゲームです。今日は、60分しかサッカーをしてくれないので。そこの30分。自分たちで勝手に落としてしまう。これはうちが克服していかなければならない課題だと思うんですが、その時間を無くしたいと。それからしっかりと決めてほしいなというところです。もう少し楽にベンチにいさせてほしいと、今日は久しぶりに思いました。
って語っていた試合(笑)
風間さんらしい語録を感じますが…それでも自分たちで勝手に落としてしまう…というゲームが多かったよなーというのが当時の川崎フロンターレの印象でしたね。
杉山力裕は川崎フロンターレでJ1リーグ44試合、清水で24試合、福岡で1試合。
だんだんとベテランになってきた杉山。
J1通算69試合、J2通算69試合。Jリーグで100試合以上出場しているGKなんですよね。
3チーム移籍する中でホーム以外の試合で必ず出るのは正GKだけだと思うんですが、杉山が正GKを取っていた清水エスパルス時代はさておき…アビスパ福岡ではJ2でも2019年1試合、2020年2試合、J1に昇格した2021年1試合のリーグ戦出場。
その数少ない出場機会の中で、等々力陸上競技場での試合を経験しているのは、面白いよなー。
すべての所属チームでホーム、アウェイどちらの立場でも、等々力陸上競技場での試合を経験しているのって珍しいですよね。
あと可能性あるとしたら西部洋平がこえてそうですが…調べるのちょっとめんどくさいので、やる気になったら調べます…w
ルーキーイヤーから川崎に入ってきてくれた杉山が、いまだにプロで活躍していて、J1で正GKをやっているのはかっこいいなーとあらためて思います。
これからも応援しています!!