アフィリエイト広告を利用しています

川崎フロンターレvsガンバ大阪マッチレビュー。三笘薫の2得点、小林悠の劇的弾で3-2勝利!ガンバは今年も強い。

川崎フロンターレとしてはPK戦も覚悟した展開の90分+6分で小林悠の劇的弾で勝利できたのは大きいですね!

川崎フロンターレの2021年のサッカーをしっかりと見せてくれた気がしますし、まだまだ修正の余地はありそうだけど、3点取れば勝てるというのは去年から継続している部分で、それが実行できたのは大きい。

ちゃんとインタビューで2点取られたこと鬼木さん怒ってましたけどねw

鬼木達監督の覚悟が見えたいい試合でした。

川崎フロンターレvsガンバ大阪マッチレビュー。

川崎フロンターレのサッカーは2021年新たに進化をしようといいサッカーをしていますね。

川崎フロンターレは4-3-3のベースは変更せず。

スタメン左サイドバック、アンカーがポイントだと思っていましたが、左サイドバックは47番旗手怜央、アンカーは6番ジョアン・シミッチ

それ以外の9人は、大島僚太がいないところに田中碧が入った以外は2020年のベストメンバー。

サブに新加入の3番塚川考輝、22番橘田健人、19番遠野大弥が入りました。

 

けが人も含めて…FPでは大島僚太、ノボリ、やまむー、知念慶、神谷、ゼイン、宮城天、新加入でいうと小塚、田邉がベンチ外となりました。

川崎フロンターレの層の厚さはやっぱりすごいですよね。

鬼木達監督はよく18人を選べるよな…。

先発、サブを含めて18人しか選べないの本当に大変…。

 

そして、今シーズン非公開練習が多かったガンバ大阪ですが新フォーメーション4-3-3でミラーゲームになりました。

特に素晴らしかったのが19歳の川崎修平と、遠藤保仁の後継者といわれている山本悠樹でしたね。

この2人は今シーズンガンバ大阪の心臓になりそう。

 

両チームとも新戦力を組み合わせて面白いサッカーをしていましたし、今シーズンも川崎フロンターレ、ガンバ大阪は強いぞ!っていうのが証明されたいい試合でしたね。

三笘薫のゴールセンスは今年も素晴らしい!

東口の神セーブに止められまくったこの試合。

その固い守備を崩したのは今年も三笘薫でした!!

三笘薫「僕なんて1年目から結果しか出してないですからね

という寸劇がありましたが、

三笘薫「(ゼロックス2ゴール)2年目も結果しか出さないですからね

とでもいうぐらい素晴らしいゴール連発でした。

 

1点目サイドで相手から奪った田中碧がペナルティーエリアに届けて、走り込んだ三笘が右足を力強く振り抜いて突き刺しました。

東口が倒れるのを待って決めましたね。

 

2点目も完ぺきなポジショニングでフットサルのようなゴール。

左からの田中碧のクロスがこぼれたところを山根視来がミドルシュートを打ち、引っかかって三笘薫の前に転がり、合わせる形でゴール。

 

2点目全く喜ばないからどうしたのかと思ったんだけど、

チームとしてもVARに対して感情を入れないようにと話があって、得点ではなかったときの切り替えを考えていました

という冷静さからあのパフォーマンスになったみたいですね。

 

今年も主役は三笘薫ですが…試合後は反省ばっかり口にしていたのが印象的。

2-0で折り返したのに2-2に持っていかれてしまったのは反省点です。

最後に3点目を決めることができたのはチームの力があるところですけど、もっともっと楽に勝てなければと思います。

自分はゴール以外は何もできていなかったので。

相手に流れを持っていかれるシーンが多くなって、ボールにアタックできないときに後手になって縦パスを入れられてしまいました。

もっと集中しなければいけないし、前線の選手として守備で貢献しないといけないと反省しています。

というように、自分のパフォーマンスに納得していないみたいですね…。

ガンバ大阪の後半の猛追に2021年のJリーグの過酷さを見ました

三笘薫の2ゴールは素晴らしかったけど、後半に入ると、ガンバ大阪の4-3-3がフィットし始めましたね。

中村憲剛が後半スタートの時の解説の中で、

宮本監督がどこまでこのメンバーで行くのかが気になります

と言っていましたが、前半で代えてこなかったのは、ガンバ大阪の今年の4-3-3への覚悟を見ましたし、今年もJリーグを争うライバルはガンバ大阪になりそうだなーという印象を与えるには十分でしたね。

 

特に矢島慎也のゴールのタイミングが素晴らしかったです。

川崎フロンターレが勝ち切るために3点目を狙いに行くのか、2点を守るのか、選手の中で共通認識がぶれた時間帯だったもんな…。

あそこで点を取られたことで本当に嫌な時間帯での2-1になりました。

 

そのあと、2-1からもう一点取るぞ!っていうところで川崎フロンターレがメンバーを入れ替えたところで、視来のハンドでPKとなり、パトリックに同点にされてしまいました。

ただそのあと4-3-3からブラジル人3人並べて4-4-2にしたのがフィットしてなかったですねー。

たらればでしたが4-3-3で継続されていたら川崎フロンターレ負けていたかもしれませんね。

MF川崎修平→FWチアゴ・アウベス

MF矢島慎也→FWレアンドロ・ペレイラ

のところで、ブラジル人3人を無理やり並べる3トップ継続されてたら中盤の間延び少なかったと思うんですよね。

 

4-4-2にしたときに、4バックから前にボールがつながらなくなったので、2トップが全く活きてなかった印象です。

 

ブラジル人3人を3トップにするのが難しいとしたら、先にパトリックに代えて一美出して、チアゴ・アウベス、レアンドロ・ペレイラ、一美を3人前に並べる形にできたらもしかしたら…とたらればを感じるぐらいのガンバ大阪の怖いFW陣でした。

ブラジル人3人が3トップで並べるなら間違いなくJ1リーグナンバー1の攻撃力のあるFW陣になりそうですよね。

これがフィットしたら2021年ガンバ大阪本当に怖いぞ…。

小林悠はやっぱり千両役者!田中碧、遠野大弥、旗手怜央が絡んだ劇的弾!

ヒーローはやっぱり小林悠でしたね。

ただゴールのシーン、田中碧の縦パスの前に右サイドに走ったのは旗手怜央かな?決して慣れているわけではない左サイドバックで90分で続けて、最後あそこでフリーランできるんだもんな…。

三笘薫ばかり目立った2020年、今年は旗手怜央の年になれば面白いと思うんですよね。

あそこで無駄走りになるかもしれないのに一気にダッシュできるのが旗手怜央ですよね。

 

旗手のフリーランでガンバ大阪の真ん中にいた選手4、5人の視線と重心が右サイドに向いていますからね。

その注意が散漫になった瞬間を狙いすまして真ん中ズドン!っていうのができる川崎フロンターレのサッカーは面白い。

田中碧のパスもすごいけど、そこにポジションを取っているのが、まだチームに慣れているとは言えない遠野大弥で、小林悠の動き出しをしっかりとみて打ちやすいところにパス出せる素晴らしさ。

90分プラス6分のきついところでしっかりと走れるのは頼もしいですよね。

 

遠野大弥は

最初はワンタッチで叩こうと思ったんですが、相手が来ていなかったのでターンした。

そこから自分でシュートを打とうと思ったところで、悠さんがいい動き出しをしてくれた。

っていうようにあのシーンで状況判断ができるのは素晴らしいですよね。

 

小林悠は、

新加入の選手も多く入っていたので、PK戦になると勝敗の責任を負わせてしまう。

できれば90分で終わらせたかった。

と語っていましたし、

調子は良かったので出ればゴールを決められる感覚はあった。

こういう試合で決めて、ヒーローになるのは自分だと思って入った。

しっかりと決めきるところが小林悠の小林悠たるゆえんですよね。

 

エースストライカーというのはこういうものだ!というのを見せてもらいました。

ただ、レアンドロダミアンの献身的なプレーは素晴らしかったし、今年も川崎フロンターレは強いですね。

ここに知念慶も加わり、CF争いは激しいものになりそうです。

アンカー争いはシミッチか、塚川か、田中碧か

シミッチ、田中碧、塚川がアンカーを試したけどどの選手も素晴らしかったな。

シミッチってすごかったですね…。違和感ほとんどなかったです。

攻められたときの戻りの部分で、連係取れていなかったり、川崎フロンターレのさっカーにフィットしていない部分もありました。

ですが、そのマイナス点を差し引いてもシミッチは素晴らしかったですね。

 

名古屋グランパス時代に風間八宏監督は、

映像を観た時点で技術を教える必要はないと思っていました。

と称賛したシミッチ。

 

テクニックの高さ、戦術眼、判断力、プレースピードの速さがあるのが素晴らしいと言っていましたが…本当にその通りでしたね。

まだまだ完ぺきにフィットしているとはいいがたく、鬼木達監督も注文をしていましたが、期待値が高ければこそ

どれだけボールに多く触ってコントロールできるか。

そこは彼のひとつの特徴でもあると思うので、もっとボールに絡んで欲しいと思います。

ただ練習が始まった当初から比べるとどんどん良くなっている。

細かいところですが、もう一回ボールを受けられるシーンや、少し寄りすぎてしまったところはあります。

そこは修正していきたい。

真面目な選手なので、いろんな要求に応えて、一つずつクリアしてほしいと思います。

 

交代で橘田、塚川が入ったとき、田中碧がアンカーになって、橘田と塚川がIHになる面白かったですね。

 

新戦力のフィット具合を確かめることもできたし、塚川孝輝がアンカーで出たのも素晴らしかった。

フィジカル、展開力、攻撃参加も素晴らしいし、守備もいいんだよなー。

 

脳震盪による6人目の交代になってしまったのだけが心配だけどね…。

Jリーグ公式戦で初の脳震盪による交代。荒木主審がしっかりと気づいてくれてうれしかったな。

塚川が無理して出つけなくて済んだのだけはよかった。

命を守るのは大事。

 

シミッチ、田中碧、塚川…誰になるのかなー。

チームの仕上がりは70パーセントぐらいかな?

川崎フロンターレの仕上がり具合は、新戦力のフィット具合を見ても70%ぐらいでしょうね。

鬼木達監督もまだまだ納得していない印象でした。

富士ゼロックススーパーカップのガンバ大阪戦でも、中盤の選手の連携がうまくいかずに自陣でのパスミスが見られて、そこからピンチが生まれてしまいました。

さらに前半の乗っていた時の攻撃は素晴らしかったですが、中村憲剛が言っていましたがセカンドボールが取れなくなった後半開始から60分ぐらいの失点までのあたりは本当に押されていましたからね。

 

去年があまりに強すぎて、今年はどこまで勝ち点を伸ばせるのか、ACLを含めて過酷な日程が続く上に、Jリーグは川崎フロンターレ包囲網が敷かれることになりそうですからね。

3得点を取り続けるというノルマがうまくいけば、Jリーグを代表するチームとしてACLを制覇することができると信じています!!