アフィリエイト広告を利用しています

山下良美氏がJリーグ史上初の女性審判員に。 JFLや天皇杯はすでに担当。森喜朗氏の発言でさらに女性活躍を願います。

男女の差で何かを語るのあんまり好きではないので、書くのやめようかと思っていたのですが、森喜朗の発言がかなりむかついたので、ブログ書きますね。

2017年にブンデスリーガで初の女性審判、ビビアナ・シュタインハウス氏が担当して以来4年かかりましたが、山下良美氏がJリーグ初の女性審判となることが決定。

俺の意見はTwitterにも書きましたが、

です。

きれいごとのように聞こえますが、男女で差が生まれるのも不思議だなぁと思っています。

山下良美氏がJリーグの担当審判入り

Jリーグは、2021シーズンの担当審判員165人を発表。

史上初めて女性審判員の山下良美氏(34)が主審としてリスト入りしました。

 

山下氏は2012年、女子1級審判員に登録。

女子の各国際大会を主審として経験し、2019年夏には女子ワールドカップでも笛を吹いています。

2019年5月にはAFCカップにも割り当てられ、AFC主催の国際大会史上初めて女性審判セットが男子の試合を担当。

すでにJリーグ以外の国際大会では女性審判として男子の試合を経験しているので、経験値は高い審判ですね。

 

2019年12月、男子のトップリーグを担当できる1級審判員に登録。

2020年にはJFLや天皇杯で笛を吹いています。

山下良美氏の2020年担当試合一覧。

2019年から男子の試合を担当している山下良美さん。

JFLでは2019年2試合、2020年6試合を担当。

 

2019年11月3日のFCマルヤス岡崎VSFC大阪

2019年11月10日のラインメール青森FCvsソニー仙台FC

2020年8月2日のFCマルヤス岡崎vsソニー仙台

2020年9月13日のソニー仙台vs奈良クラブ

2020年10月3日のMIOびわこ滋賀vs松江シティFC

2020年10月24日のHonda FCvs高知ユナイテッドSC

2020年11月8日のFCマルヤス岡崎VSホンダロックSC

2020年11月29日の東京武蔵野シティFCvs松江シティFC

 

天皇杯では

2020年9月16日の筑波大学vs東京国際大学

2020年9月23日のMD長崎vsヴェルスパ大分

を担当。

 

高校サッカーや、ユースでは2015年あたりから担当しているみたいですが、それは割愛させていただきます。

Jリーグ初の女性審判誕生に対する村井チェアマンの反応

村井満チェアマンは理事会後のオンライン会見で

サッカーが日本でもっと深く根差すために女子サッカーが発展することも不可欠。

協力して成功に向けて努力していこうと思っている。

レフェリー育成に関してはJFAが主導していくことになるが、そうした場にJリーグのフィールドが提供できればと思うし、もっと増えていけばいい。

VARもあるし、ピッチ上だけでなく、デジタル上の人材も育成していかないといけない。

男女問わず裾野が広がることを願っている。

とコメント。

男女問わず人が増えていくことが大事ですよね。

 

ちなみに今シーズンの新規担当審判は4人。

大橋侑祐氏(26、主審)

千葉直史氏(32、副審)

道山悟至氏(26、副審)

も新たにリスト入りしました。

海外リーグの女性審判は?

2017年にブンデスリーガ第3節ヘルタ・ベルリン対ベルダー・ブレーメン戦が欧州5大リーグ史上初となる女性レフェリーが裁く試合となっています。

試合を担当したのはビアナ・シュタインハウス氏。

当時38歳のシュタインハウス氏は、2007年以来ブンデス2部で80試合のキャリアを積み、トップカテゴリーで何度も第4審判を担当。

主審を務めるのは当該試合が初めてだったが、しっかりとしたジャッジを行いました。

ちなみにドイツもですが…記念すべき一戦にあたり、ヘルタはシュタインハウス氏が裁く試合を観戦したい女性に半額のチケットをしました。

試合後シュタインハウス氏は

私たちにとって重要なのは、90分を終えたら解放されることです。

試合について私たちは満足しています。

あしたから普段の毎日が戻ってくることをうれしく思います。

と語りました。山下良美さんも主審を務めたらいろいろ言われるんだろうなー。

 

欧州チャンピオンズリーグでは、フランス人女性のステファニ・フラパールさんが女性で初めて主審をやっています。

2020年のユベントスvsディナモ・キエフ戦(トリノ)を担当。

フラパールさんはイスタンブールで行われたリバプールvsチェルシーの欧州スーパー杯で主審を務め、欧州連盟(UEFA)のメジャーな大会で笛を吹いた初めての女性レフェリー。

2019年4月には、アミアン対ストラスブール戦の主審を務め、女性審判として初めてリーグ・アンの試合を裁いており、FIFA女子ワールドカップでも度々笛を吹いており、2019 FIFA女子ワールドカップ フランスでは決勝のアメリカ対オランダ戦で主審を担当。

UEFA主催大会でも、2019年8月に行われたスーパーカップのリヴァプール対チェルシー戦や、2020年10月のヨーロッパリーグ(EL)などを裁いています。

と海外では2年以上前に、トップリーグで女性審判員(主審)が生まれているんですよね。

今回のJリーグ、山下良美さんは登録されただけでさばいているわけではありません。

ドイツのシュタインハウス氏も2部リーグをさばいてから1部を担当するまで時間かかっていますから…J3を担当してからJ1担当するまであと数年はかかるんだろうな…。

森喜朗氏の発言じゃないけど、やっぱり日本は男社会なんだよなぁ…。そういう意味でも世界は遠いです…。