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Jリーグで脳震とう対策ルールの導入が決定!ユースリーグなど育成年代も対象となる共通ルール。

これは本当に大事な変更ですね。

Jリーグで脳震とう対策ルールの導入が決定しました。ユースリーグなど育成年代も対象となる共通ルールとなります。

Jリーグで脳震とう対策ルールの導入が決定

Jリーグは理事会で、2021シーズンの公式戦で脳震とう対策の試行ルールを導入することを決議しました。

国際ルールでは各競技団体に2つの案から選ぶよう委ねられているんですが…

A案…各チーム最大1人が脳震とうによる交代ができる

B案…各チーム最大2人が脳震とうによる交代ができ、この交代が使用された場合は相手チームは理由を問わず交代人数を追加できる

の2つの中からJリーグはA案を採用するとのこと。

国際サッカー評議会(IFAB)は2020年12月、近年継続的に議論していた脳震とう対策の試行ルールを決定。

各競技団体ごとにA案、B案から選べるということにしていたのですが、日本ではA案になりましたね。

日本サッカー協会の脳震とうに関する運用ルールはこちら

ちなみに別件の理由で途中交代した選手が、脳震とうで退場した選手に変わって出場できる再出場のルールもできるそうな。

運用ルールは以下の通り。

1.1試合において、各チーム最大1人の「脳振盪による交代」を使うことができる。
2.「脳振とうによる交代」は、その前に何人の交代が行われているにかかわらず、行うことができる。
3.氏名を届け出る交代要員の数が、交代の最大数と同じである競技会においては、既に交代で退いた競技者であっても「脳振盪による交代」に基づき、交代で競技者になることができる。

導入する大会は、J1・J2・J3リーグやルヴァン杯の他、富士ゼロックススーパー杯、ゼロックス杯のネクストジェネレーションマッチ、エリートリーグ、ユースリーグ、JリーグU-14も対象となります。

再出場ルールの「氏名を届け出る交代要員の数が、交代の最大数と同じである競技会」は育成年代の大会を念頭に置いており、若年層の安全確保も徹底する構えとなっています。

脳震とうは本当に命にかかわりますからね…。

適切なルール設定、運用がなされるようになるのは本当にうれしい限り。

最近も大相撲で湘南乃海が脳震とうで危なかったですもんね…。

珍しく変化しないこと、古臭いことの代名詞でもある、大相撲も変わります。

日本相撲協会の審判部は、力士が取組中の脳しんとうやけがなどの影響で、危険な状態だと判断された場合、相撲を取らせず不戦敗とすることを決めました。

力士の安全を重視するためだということで、今後、勝負規定や審判規則に盛り込む方針とのこと。

きっかけは初場所10日目、幕下の湘南乃海と朝玉勢の一番。

最初の立ち合いで頭から激しくぶつかったが、呼吸が合わず不成立となったこの取り組み。

仕切り直しとなるはずでしたが、湘南乃海はふらついて一度、土俵下に降りて回復。

取組続行の意思を示したため、取り直しを行いました。

湘南乃海は取組後に病院などで検査を受け、体調に問題はなかったというものの…審判部は力士の安全管理を重く見て、同様の事例が今後起きた場合の対応について検討を行いました。

その結果が今回の改訂。

とても素晴らしい改訂だと思います。

伊勢ヶ濱審判部長は

危険な時は相撲を取らせない。次の場所までに規則に加える。

と話していましたからね。

全てのスポーツがこうやって、命を守ることを重視していくのが本当に大事。

試合中に倒れて、そのまま悲しい結果になることだけは避けたいですもんね…。

 

スポーツで命が失われるのを避けるために国際的にどんどんルールが改訂されていくのは素晴らしいことですね!!