川崎フロンターレにとって、中村憲剛のホーム最後の試合ですからね。
このタイミングで、中村憲剛をベンチに入れなかったら、鬼木達監督は本物の鬼だよな…。
鬼殺隊に討伐してもらうレベル…。よもやよもや…。
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中村憲剛ホームラストマッチで勝利できるか?
J1リーグ最速優勝を果たした川崎フロンターレにとって、2020年のホームラストマッチを勝利できるか、というのは大きいですが…それ以上に中村憲剛が等々力陸上競技場での最後の試合になるという大きなポイントになります。
そこで勝てるかどうか…というのは本当に大事。
川崎フロンターレのバンディエラのラストマッチ、みんな見に来た上に相手が浦和レッズですからね…。
槙野あたりも楽しみにしていそうだし、いい試合になりそうだよなー。
そして、最後絶対に満員になるであろう試合だから…いつまでも記憶に残る試合を見せてもらいたいですね。
特に川崎フロンターレに最初からいるメンバーは気合入っているだろうなー。
…とここまで書いてきたものの、実は川崎フロンターレの等々力陸上競技場ラストマッチは12月16日ではないんですけどね。
川崎フロンターレの等々力陸上競技場ラストマッチは、12月27日の天皇杯・準決勝だったりいたします…。
リーグラストマッチが、12月16日。
どちらにしろ、この90分(も中村憲剛は出ないと思いますが)が中村憲剛が築いてきた歴史の中で、ホーム等々力で行うラストリーグ戦。
絶対に勝ちたい試合ですね。
「やっぱり強い」川崎フロンターレを見せることはできるか?
浦和レッズというタレント揃いのチームとの対戦はいつでも面白いサッカーが生まれますよね。
この間のゲームに関してはちょっと、尻すぼみというか、最後は押されるような感じで終わってしまった。正直、納得していないません。
僕の中ではそれがあり得ないことだと思っています。
と谷口彰悟が語っています。
しっかりと反省点を口にしていましたね。
取れないなと思ったら、どうすべきか。
最後のあの失点シーンは、守備の硬さがなかった。
あそこはチームとして守り切らないといけない場面。
攻守において中途半端でした。
もっと割り切って今は我慢して守るということを判断してもよかったと思います。
と共通認識のなさが原因になっていることを語っていました。
谷口彰悟は今までのサッカーを振り返っていて…
自分たちがどうやって勝利を重ねてきたか。
もう一度考えないといけない。
日々進化しているつもりなので、もちろん、ずっと同じ戦い方をしようとは思っていないですけど、自分たちの強みはどこなのかというところは、やっぱり大事しないといけない。
そこをきちんとチーム全員が整理して共有して90分間、戦っていかないと。
勝つというのは簡単なことではないと、ここ2試合は感じていますし、もう1回、みんなで勝利に向けて取り組んでいくところはやっていきたいです。
J1で勝つっていうのはやっぱり大変だよね…。
これまでの強いサッカーを続けていくために、1戦必勝がやっぱり大事。
J2の昇格争いを見ても、最後勝てばOKっていう試合で勝てない試合が続いているプレッシャーの重さを考えるとやっぱり勝つって本当に大変だよな…と思います。
川崎フロンターレは強い、というのを見せ続けないといけません。
来年に向けて勝負は始まっていると思っているし、天皇杯に向けてサッカーの強度をもっともっと上げないといけません。
谷口彰悟は最後に、
ホーム最終戦ということで見に来るサポーターの方も多いですし、期待してくれている方もたくさんいると思う。
その期待に応えて、僕だけじゃなくて、それ以上のものをお見せしたいとみんなが思っていると思う。
やっぱりフロンターレ、強いなというのを、等々力で見せないといけない。
と力強く語っていました。
鬼木達監督の気持ちは常に挑戦者
すでに優勝を決めた今であっても、チームとしては常に挑戦者であり続けています。
最多得点記録更新まであと2点ですからね。
J1リーグ最多得点記録を達成した過去の自分たちを超えるチャンスに恵まれているのはラッキーなことですよね。
あの当時、20得点のジュニーニョがいて、18得点の我那覇和樹がいて…圧倒的な攻撃力を持っていました。
その時選手だった鬼木達が、今監督やっているっていうのも面白い。
やっぱり破壊力があるなとは思っていました。
今とはまた違う破壊力ですけれども。
ただその分、点を取られてもいた。
ある意味で面白味があったとは思いますけど、自分たちが今、進んでいる中で言うと、攻撃でも守備でも見せようと考えています。
その両方をやってくれている選手には感謝していますし、その両方をやることに意義があるというか。
やっぱり、自分たちの記録は自分たちで塗り替えていきたいと思っています。
と自分たちで記録を更新するということを改めて語っていました。
研究され続けていく中で、川崎フロンターレにできることは変えないで続けていくということですね。
相手が変化してきたときに、自分たちがアジャストさせていくという作業は必要ですが、ただ、そんなに引っ張られずに、むしろ今はまだ自分たちも発展途上なので、自分たちの強みを押し出していけるかということで、この1年はやってきている。
まだまだその段階かなと思います。
史上最強という呼び声も聞こえている川崎フロンターレという印象はありますが、鬼木達監督にとってはまだまだ完成していないチームなんですよね。
今年の4-3-3の完成は天皇杯をとって中村憲剛が2冠を取れたら、な気もしていますね。
しっかりと1つ1つ、過去の自分たちを超える。
そのための残り2試合のリーグ戦と、準決勝・決勝の天皇杯。
しっかりと4連勝で終えて、過去の川崎フロンターレを超えましょう。