川崎フロンターレの算数ドリルは2009年に作られました。
ナビスコの賞金返納問題から、全小学校に配ることができたんですよね。
今年で12回目の実践学習ですが、新型コロナウイルスの影響で初のオンライン授業となりました。
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川崎フロンターレの算数ドリルでオンライン授業!
川崎フロンターレは、2009年度より「川崎フロンターレ算数ドリル」を作成。
川崎市内の公立小学校6年生全生徒に配布しています。
そして、2009年より毎年、選手が講師役として市内の小学校を訪問して、実践学習を行ってきました。
この授業をしてから12回目ですからね…。
一番最初の生徒はもう23歳とかなはずだから…初回に学んだ生徒と同じ年齢のはずのルーキーコンビ、三笘薫と神谷凱士が今年は先生としてオンラインで授業を実施。
2009年のナビスコカップの決勝でメダルを外したりいろいろあったことで、自主的に返納するつもりだった5000万円の準優勝の賞金。
それを結果的には断られ、社会貢献に活用する事で合意し、後に川崎市へ寄付したことから始まった川崎フロンターレの算数ドリルの全小学校配賦。
→当時の賞金使い道の記事あったのでこちらをどうぞ(川崎フロンターレの公式HPです)。
それがずっと続いているのは素晴らしい。
こういう歴史を知っているサポーターもだんだん少なくなってきているだろうけど、その歴史を知らなくても続くのは素晴らしい。
先生役を務めたのは三笘薫と神谷凱士
川崎のMF三笘薫とDF神谷凱士のオンライン授業面白そうだなー。
新型コロナウイルスの影響を考慮し、オンラインで授業を実施し、川崎市立有馬小学校の6年生と交流。
オンラインで選手とリフティング対決を行い、リフティングの回数を用いての平均値の求め方などを一緒に学んだそうです。
リフティングの平均値とかを算出する授業面白そうだなー。
三笘薫
子供たちは失敗しても、何度も何度もチャレンジしてくれて、そういう姿勢から初心を思い出させてくれる機会でした。
算数が苦手な子たちもいたと思うのですが、サッカーを結びつけて好きになってもらえたらうれしいです。
神谷凱士
試合もなかなか観に来れない環境が続く中、僕たちサッカー選手の役割は元気を与えることだと思っています。
こういうイベントで少しでも子どもたちが元気になってくれたら嬉しいです。
この二人のリフティングとか見れたのかな?それはうらやましいなー。
2009~2020年までの参加したフロンターレ選手と会場の小学校はこちら!
川崎市の小学校を毎年違うところに行っている感じですよね。
2019年は脇坂泰斗と原田虹輝で、高津区の坂戸小学校でやっていましたからね。
川崎市の小学校の数ってどれぐらいあるんだろう?
っておもって調べてみたら、114校あるみたいですね。
あと小学校だけじゃなくて、特別支援学校にも配られているということなんですね。
川崎市教育委員会のホームページにあったPDFを参照しました。
こんなにあるのか…。それ全部回るの114年かかるってこと?
毎年1校しか行っていない印象なんですが…どういう基準でいく学校選んでいるんだろうね。
こういうのも知っていくと面白いんだろうなー。
2009年…鄭大世・登里亨平(上丸子小学校・中原区)
2010年…稲本潤一・伊藤宏樹(金程小学校・麻生区)
2011年…小林悠・山瀬功治(下作延小学校・高津区)
2012年…ジェシ・レナト・レネ サントス(菅生小学校・宮前区)
2013年…大久保嘉人・棗佑喜(登戸小学校・多摩区)
2014年…中村憲剛、山本真希(柿生小学校・麻生区)
2015年…谷口彰悟、杉本健勇(下平間小学校・幸区)
2016年…エウシーニョ、エドゥアルド ネット、エドゥアルド(旭町小学校・川崎区※JAXAフロンターレ算数ドリル)
2017年…家長昭博、板倉滉(白幡台小学校・宮前区)
2018年…齋藤学、田中碧(南加瀬小学校・幸区)
2019年…脇坂泰斗、原田虹輝(坂戸小学校・高津区)
2020年…三笘薫、神谷凱士(有馬小学校・宮前区(オンライン))
思ったより調べるの時間かかったな…。
いや、改めて振り返るとメンバー豪華ですよねー。
こういうのが続いていくことが川崎フロンターレの大事なレガシーですよね!!