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川崎フロンターレvsサンフレッチェ広島マッチレビュー。前半戦14勝2分1敗の首位ターン!鬼木達「むしろここからが勝負」

山村和也

ここまで来ましたね。

首位をひたはしる川崎フロンターレはシーズンの半分となる17試合を消化。

1回の敗戦(名古屋グランパス)、引き分け(ヴィッセル神戸)を挟み…勝ち続け…14勝2分1敗の勝ち点44で折り返し!

コロナでシーズンが中断する前の1分(サガン鳥栖)を合わせても3試合しか勝ちにならなかった試合がないという強すぎる結果になりました。

本当に素晴らしい試合をありがとうの気持ちでいっぱい…

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川崎フロンターレクラブ新記録の同一シーズンでのホーム8連勝!

川崎フロンターレの13連戦の最後は、ターンオーバーのメンバーで対戦。

前節からスタメン5人を入れ替えて臨んだこのサンフレッチェ広島戦!

采配がピタリでしたね!

 

チョンソンリョン、山根、ジェジエウ、山村、車屋、守田、田中碧、脇坂、旗手、斎藤学、ダミアン。

ハーフタイム、三笘、大島を投入してゴールラッシュ。

さらに大聖、悠様、家長を使って…2試合目から17試合目まで全試合5人交代を使うという選手層の厚さを見せつけ続けましたね。

 

田中碧の2得点、山村和也の1得点は本当に大きい。

川崎フロンターレで先発できていなかったメンバーの大活躍がどんどんどんどんチーム力をアップさせていきますよね。

セレッソ大阪が勝ち続けて追ってくるので、負けるわけにいかない試合が続きますが…それでもこのメンバーなら大丈夫と思える試合が続きますよね。

 

というか…5得点以上がこんなに多いシーズンはすごいことですよね。

コロナで異例のシーズンが行われているとはいえ、同じレギュレーションで戦っている全チーム。

ここでシーズンをしっかりとリードしていくことが大事。

前半が終わっただけなので、後半17試合もしっかりと勝利を重ねていってもらいましょう。

ひとまず1週間のお休みでリカバリーしてもらいたいですね。

 

川崎フロンターレのチーム新記録の同一シーズンホーム8連勝。

コロナ禍で苦しんでいる人も多い中、プロサッカーチームとしてできる最大限の行動をしてくれていますよね。

普通にサッカーが見れるっていうのですらうれしいのに…等々力に行く川崎フロンターレのサポーターに、勝ちゲームを8連続で見せてくれるなんて本当にありがとうしかない。

田中碧インサイドハーフで躍動!「自分の価値はゴールを決めること」

田中碧ゴール

田中碧ゴール

田中碧は燃えていましたね!!!

リーグ4試合ぶり、公式戦5試合ぶりの先発復帰となった田中碧。

彼が2得点をあげたことが大きいし、守田英正がアンカーで、田中碧がIHで同時に先発できるっていうのがわかったのも本当に大きい。

 

川崎フロンターレの攻撃的なサッカーの申し子が田中碧だと思っているので…彼が2得点を取り、

自分の価値はゴールを決めることだと思っている。

インサイドハーフで結果を残せたことは良かった。

って言ったことは本当にうれしい!

 

前半14分、ジェジエウの縦パスを起点に山根視来とのパス交換からペナルティエリア内に侵入。

右足グラウンダーで強烈なシュートを放ち、先制ゴール。

 

3-0で迎えた後半5分、長い距離を走ってエリア内に侵入すると、齋藤学からのクロスをぴたりとおさめ、冷静に右足で浮かせてGKの頭上を抜きました。

 

試合に出られなくなる覚悟を2ゴールという形で見せてくれたのはうれしい。

最後に出た神戸戦が個人として良くなくて、そこから試合に出られない中で今回出番が来た。

ここで結果を残さないと試合に出られなくなるだろうなという覚悟を持っていた。

という危機感を田中碧ですら感じているのが今の川崎フロンターレだよね。

 

田中碧のこれからの素晴らしい活躍が見えてきそう。

前のポジションを取る、ゴール前に入っていく作業はランニングを含めて誰にも負けない。

自分らしさを出すことができたし、1点目も2点目も自分の感覚を信じて決め切ることができた。

 

鬼木達監督は田中碧がスタメンを外れていた時期について

自分らしいプレーをしてほしいと伝えていた。

決して悪かったわけではないが少し安全になっていた。

前へ前へといく推進力、攻撃も守備もその良さを出してほしいと話していた。

と注文を付けていたそうで…

得点は少し期待していましたけど、2点も取ってくれた。

ここでしっかり結果を出すところも素晴らしい。

とこの試合の結果を受けてほめていました!!

 

日本代表になってほしい選手の一人だし、ここで味わったベンチ外のくやしさをゴールという結果で見返せる選手だから大丈夫。

山村和也。ゴールゲット後のかみしめる立ち姿に感動…。

山村和也

山村和也

ジェジエウ、谷口彰悟の2人が出ずっぱりで体力が消耗していたシーズン前半戦でしたが…後半戦は山村和也がCBの先発争いに食い込んでいきそうですね。

この試合が間違いなく山村和也のターニングポイントになる試合だったかなと!!

 

CBとして素晴らしいディフェンスを見せて、50分には強力なミドルを決めた山村和也。

ゴールの後大きく喜ぶこともなく、クールに目を閉じた山村和也に全選手が抱きつく…

というシーンが素晴らしかったけど、試合に出れてなかった山村に対してみんな喜んでるのかな?ぐらいだったし、観覧席から見ている谷口彰悟の大きなガッツポーズもちょっと大げさだけど仲のいいチームだよなーっていうぐらいの感想でしたが…山村和也の試合後のインタビューで全員が喜んでいた理由がわかりました。

 

試合後のインタビューで

今年はちょっと……家庭で3番目の子どもが生まれたのですが、その3番目の子どもを2か月で亡くしてしまって、天国で活躍している姿を見せたかったところで、点を取ることができたので、それでああいう感じになりました。

という事実を語っていたんですよね…。

 

この事実を知ってから、あのゴールシーンを見ると涙が出てくる…。

天国にいるお子様に捧げるゴール。

チームを守り続ける献身性。

この試合で俺を含んだ川崎フロンターレのサポーターの心は間違いなくつかまれたと思います。

少なくとも俺はプロサッカー選手として結果を届ける姿勢に本当に感動しました。

簡単にわかるとか、天国にいるお子様に届いたよ、とは言えないけど…山村和也にはありがとうって言いたいですね。

 

早く活躍しているところを見せたかったというか、試合に出られない悔しさもありましたけど、そういうところが強かったので、ひとつこうやって、目に見える結果を子どもに届けられたかなと思います。

鬼木達監督「むしろ、ここから」というコメントがすべて

リーグ前半戦の17試合で14勝2分1敗、勝点44という見事な成績で後半戦へターン。

 

鬼木達監督は

13連戦の最後ということでしたが、13連戦なのかと思わせるようなゲームをしようという気持ちで入って、選手がそういう試合を90分間やってくれた。

自分たちの強気のサッカーを貫き、1点を取って、2点目3点目と畳みかけてくれた。

新しく入った選手や、なかなか出番がなかった選手が結果を出してくれたことも本当に喜ばしいことだと思います。

 

13連戦を10勝2分け1敗で乗り切ったのは大きいし、52得点、1試合平均3.06得点。

日替わりヒーローが誕生し続けてどのチームのサポーターからも川崎フロンターレが強すぎる、と言われるサッカー。

 

ただ…試合結果、1位にいることだけ見れば完璧とも言えますが…鬼木監督を含めて選手たちはまだまだと言い続けていますよね。

まだまだ半分なので何も決まっていないですし、ここからが勝負。

むしろここから気を引き締めてやっていきたいと思います。

こういえる鬼木達監督は素晴らしい。

 

サンフレッチェ広島戦は5失点したことは素晴らしいけど、それよりも最後の最後、90分に足が止まったところで1失点したことに対してのほうが問題だと考えている人が多いのが成長につながりそうですよね。

試合の締め方は大きな問題ですからね。

 

勝って兜の緒を締める。

 

それを続けていくことでシーズンの最後に1位になっていることが大事ですよね。

慢心をせずに向上心を持って戦っていく。それがリーグ王者の奪還になるはずなので…他チームの結果を気にせずに自分たちのサッカーを続けていってほしい!!

川崎フロンターレvsサンフレッチェ広島マッチプレビュー。難局(南極)13連戦の終了!ここで勝って終わりましょう!