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湘南ベルマーレ浮嶋敏監督は一人神奈川ダービー製造機!鬼木達さんと2013年S級ライセンス同期対決。

湘南ベルマーレ円陣ダッシュ

マッチプレビューを書こうとしていたんですが…浮嶋敏監督の経歴みていたらちょっとおもしろかったので、そっちで記事書きます。

マッチプレビューは明日の試合前に書きますねー。

 

鹿島アントラーズを撃破した後の浮嶋監督の言葉もよかったんですよね…。

あとひとつ寄せるとか、1対1で抜かれてももう1回戻ってカバーするとか、そういう部分をみんながよくやってくれた。

湿度が高いなかで、ゴール前をしっかり凌ぐ部分もよく頑張ったと思います。

圧勝や綺麗な勝ちではないが、ベルマーレらしい、いい戦いができた。

総合力の勝点3だったと思います。

これが湘南ベルマーレの勝ち方、っていう感じの言葉でいいんですよね…。

浮嶋敏監督は一人神奈川ダービー製造機!

古巣対決でいうと、馬渡和彰が湘南ベルマーレにレンタル中で試合には出場できないものの…川崎フロンターレには元湘南ベルマーレの2人がいます。

山根視来、下田北斗のことばかりが古巣対決として報道されることが多いですが…実は浮嶋敏監督も古巣対決なんですよね。

というか浮嶋監督は今年のJ1にいる神奈川のチームは全部古巣対決になる面白い経歴の持ち主だったりしますw

一人神奈川ダービー製造機ですね。

 

湘南ベルマーレの浮嶋敏監督は、元富士通の選手(1991-1995年)

日産自動車(現横浜Fマリノス)でデビューして、富士通(現川崎フロンターレ)に移籍し、現役引退。

引退後は富士通の社員として従事しつつA級ライセンスを取得。

 

2002年に新城高校サッカー部の監督に就任

武蔵新城、武蔵中原の近くのあそこです。

等々力からも近いところですよね。

新城高校といえば…川崎フロンターレの下部組織の選手が行くことが多いイメージ。

三好康児(アントワープ)岡田優希(町田ゼルビア)田中碧(川崎フロンターレ)あたりが新庄高校の出身ですよね。

まぁ、彼らはサッカー部ではなかったと思いますが…。

その後、2006年に横浜FCのジュニアユース監督兼育成統括、2009年から横浜FCユース監督兼アカデミーダイレクターを歴任。

2011年に湘南ベルマーレへ転じて、湘南トップコーチに就任、2013年からは湘南のアカデミーダイレクターに就任。

2013年にJFA 公認S級コーチのライセンスを取得すると、2019年10月、曹貴裁(チョウキジャ)監督の後を引き継ぐ形で湘南ベルマーレの監督に就任することになりました。

 

日産&富士通で現役、横浜FCでユース監督、湘南ベルマーレで監督。

J1リーグに在籍している全神奈川のチームが古巣という稀有な経歴の持ち主ですよね…。

浮嶋敏監督は元営業マンという異例の経歴

去年、湘南ベルマーレがJ1に残留した時の監督が浮嶋監督。

高校生やユースの指導が多く、プロ選手の指揮は初めてとのことでしたが…残り6試合のリーグ戦の厳しい状況を勝ち抜いた監督。

情報伝達の取捨選択が得意ということで…戦術を伝える時間を割くのではなく、まず

選手に自信を持たせる

ことに時間を費やしたとのこと。

 

富士通時代に営業を経験したことが今の指導に生きているといっていますよね。

相手に理解してもらうには取捨選択が大事

と取得した情報をすべて選手に伝えることなく、我慢していることも多いといっていました。

 

富士通の営業マン時代では、全国の病院を駆け回り、数十億円規模の電子カルテのシステム導入を次々と成約させたという経歴もあるそうです。

営業でも成功していたんだろうけど…そのあと高校のサッカー部の監督やって、横浜FC、湘南ベルマーレでユースを指導していた時も、しっかりと情報の選択をしていたのがチーム力のアップ、選手の成長につながったんでしょうね。

営業力ある監督っておもしろいよなー。

鬼木達監督と2013年S級ライセンス同期対決。

2013年のS級ラインセンス取得者にはJ監督結構いるんですね…。

現役でいうと…

鬼木達(川崎フロンターレ)

浮嶋敏(湘南ベルマーレ)

長谷部茂利(アビスパ福岡)

森山佳郎(U-17日本代表)

 

過去でいうと…

渡邉晋(ベガルタ仙台)

片渕浩一郎(アルビレックス新潟)

渋谷洋樹(大宮アルディージャ、ロアッソ熊本)

猿澤真治(レノファ山口)

とかも同期。

ちなみに川崎フロンターレのコーチ戸田光洋も同期。

元ジュビロ磐田の田中誠さんとかも213年組。

 

J1リーグでの2013年S級同期対決はこの1カードだけですからね。

そう考えると、試合後の監督同士の会話の写真撮りたくなりますよね…。

 

浮嶋監督は日々の練習を撮影した動画をこまめにチェックし、各選手の長所と短所を洗いだすのが得意とのことで…自身の成長にも貪欲。

貪欲ぶりは伝手をしっかりと使うところにも表れていますよね。

 

去年の湘南ベルマーレの最後の6試合の時も、鬼木監督に、

ミーティングの回数は何回、タイミングはいつがベストか。

と、電話で質問攻めにしたらしいので…そういうところでしっかりと疑問点を解消できる監督は強いチームを作りそうですよね。

 

浮嶋監督は、鬼木監督に対して

指導者としては一緒に学んだ中。いいゲームをしたい。

と言葉に力を込めていました。

 

明日の試合は、浮嶋監督と鬼木監督の関係性にも注目して、試合の写真を撮りたいなと思います!

ということで浮嶋監督の話でしたw